バッチサーバのセットアップコマンド(3.1 btfwcrtbtenv(バッチサーバ環境のセットアップ))の処理内容を説明します。
セットアップコマンドは、バッチセットアップ情報ファイルを入力として、以下の図に示す環境をセットアップします。
バッチセットアップ情報ファイルについては“A.1 バッチセットアップ情報ファイル”で説明します。
セットアップコマンドは、上記の丸付数字で示すセットアップ項目についてコマンドを実行し、バッチサーバをセットアップします。
セットアップ項目とコマンドの関係は、以下のとおりです。
No. | セットアップ項目 | コマンド | |
---|---|---|---|
1 | バッチサーバ全体に関する環境作成 | イベントサービスのセットアップ | ismodifyservice |
2 | バッチジョブ定義格納ディレクトリの作成 | ||
3 | バッチ実行サービスの環境 | QueueConnectionFactory登録 | jmsmkfact |
4 | ジョブ終了用イベントチャネル作成 | esmkchnl | |
5 | ジョブステップ用イベントチャネル作成 | ||
6 | エラー用イベントチャネル作成 | ||
7 | ジョブ終了用イベントチャネルのDestination登録 | apfwmkdst | |
8 | ジョブステップ用イベントチャネルのDestination登録 | ||
9 | エラー用イベントチャネルのDestination登録 | ||
10 | バッチワークユニット作成 | isaddwudef | |
11 | イニシエータ作成 | イニシエータの作成 | |
12 | バッチ受付サービスの環境 | ジョブスプール作成 | |
13 | ジョブログスプール作成 | ||
14 | ジョブキュー作成 | ジョブキューの作成 |
ismodifyserviceコマンド、jmsmkfactコマンド、esmkunitコマンド、esmkchnlコマンド、essetcnfchnlコマンド、isaddwudefコマンド、およびfjj2eeadminコマンドの詳細は、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
apfwmkdstコマンドの詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。