名前
btfwinactq - ジョブキューを実行禁止状態にする
形式
btfwinactq [-z] { -a | ジョブキュー名}
機能説明
バッチ受付サービスのジョブキューを実行禁止状態にします。
実行禁止状態への切替えは、1個のジョブキューまたはすべてのジョブキューを対象に行うことができます。
すべてのジョブキューが対象の場合、切替えはジョブキューごとに行い、切替えの結果を出力します。なお、切替えに失敗した場合、継続可能なエラー(ジョブキューがすでに実行禁止状態など)であれば次のジョブキューの切替えを行います。
オプション
すべてのジョブキューを対象とする場合に指定します。
ジョブキューの切替えの結果を表示しない場合に指定します。
本オプション指定時は、ジョブキューの実行禁止状態への切替えに成功したことを示すメッセージを表示しません。ただし、ジョブキューの実行禁止状態への切替えに失敗した場合、本オプションの指定の有無に関係なくエラーメッセージを表示します。
本オプション省略時は、ジョブキューの実行禁止状態への切替えに成功したことを示すメッセージを表示します。
オペランド
対象のジョブキュー名を指定します。
実行可能ユーザ
システム管理者(スーパユーザ)またはInterstage運用者
システム管理者(Administratorsグループに所属するユーザ)
使用例
1個のジョブキューを実行禁止状態にします。
# btfwinactq queue8 |
すべてのジョブキューを実行禁止状態にします。
# btfwinactq -a |
コマンドの復帰コード
0:正常終了
1:警告終了
上記以外:異常終了
注意事項
-aオプション指定時に一部のジョブキューの実行禁止状態への切り替えに失敗した場合、2.14 btfwqinfo(ジョブキュー情報の表示)でジョブキューの状態を確認してください。
バッチ受付サービスへの運用操作コマンドの投入が集中した場合、本コマンドがタイムアウト(約300秒)となり異常終了することがあります。
コマンドの出力結果をパイプを使用して別コマンドの引数とする場合、コマンドがBTFW16903を出力して異常終了する場合があります。このような場合には、パイプを使用せず、リダイレクトしてファイルに出力した後で、別コマンドの入力として使用するようにしてください。
以下に例を示します。
btfwinactq -a > aa; cat aa| 別コマンド |