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Interstage Job Workload Server V9.3.0 バッチ開発ガイド
Interstage

E.3.5 COBOLアプリケーションのコンパイル・リンク・デバッグ(Windows(R)の場合)

Interstage Studioのビルドツールを使用したWindows開発環境でのビルドでは、ソースファイルの作成からサーバアプリケーションのビルドまでをWindows開発環境側で作業します。ビルドするとサーバアプリケーションはWindows開発環境に作成されます。

サーバアプリケーションを作成するために、Interstage Studio上に作成したCOBOLプロジェクトに対して、以下の作業を行います。

なお、ここでは、COBOL実行基盤インタフェースを含めないバッチアプリケーションのコンパイル、リンク、およびデバッグについて説明しています。COBOL実行基盤インタフェースを含むバッチアプリケーションのコンパイルおよびリンクについては“E.5 COBOL実行基盤インタフェースを含むコンパイル・リンク”を参照してください。

翻訳オプションの設定

プロジェクトで管理するソースファイルを翻訳するときに有効になる翻訳オプションを指定します。スレッドモード版のサーバアプリケーションを作成する場合は翻訳オプション“THREAD(MULTI)”が必要です。

アプリケーション連携実行基盤で動作するサーバアプリケーションでは以下の翻訳オプションを指定してはいけません。

その他の翻訳オプションについては、“Interstage Studio ユーザーズガイド”の“翻訳オプション”を参照してください。

バッチアプリケーションのビルド

Interstage Studioのビルドツールを使用してサーバアプリケーションをビルドします。

ビルド対象のプロジェクトを選択して、コンテキストメニューから[プロジェクトのビルド]を選択してください。


Interstage Studioのメニューバーの[プロジェクト] > [自動的にビルド]がチェックされている場合、コンパイルは自動で実行されます。

バッチアプリケーションのデバッグ

Interstage StudioのCOBOLデバッガを使用して、Windows開発環境上でサーバアプリケーションをデバッグします。

COBOLデバッガを使用したデバッグの詳細については、“Interstage Studio ユーザーズガイド”の“COBOLアプリケーションのデバッグ”の“ローカルデバッグ”を参照してください。