ページの先頭行へ戻る
Interstage Job Workload Server V9.3.0 バッチ開発ガイド
Interstage

A.3.6 終了条件定義画面

ジョブの終了条件を設定する方法について、以下に示します。

終了条件の設定

終了条件定義は、ジョブの終了条件を設定します。実行したジョブステップの終了コードが終了条件に一致した場合、ジョブは終了します。
ジョブ定義エディタの[終了条件定義]タブをクリックすると、終了条件定義画面が表示されます。以下に、画面イメージと各部品の説明を示します。

[終了条件]一覧

[終了条件]一覧では、ジョブの終了条件一覧が表示されます。

[追加]ボタン

[追加]ボタンをクリックすると、終了条件の設定ダイアログが表示されます。


  1. [比較パターン]から終了条件の比較パターンを設定します。
    比較パターンによっては[比較値2]を設定する必要があります。比較パターンおよび比較パターンごとに、設定が必要な項目は以下のとおりです。

    比較パターン

    設定が必要な項目

    比較値1

    比較値2

    比較値1 = 終了コード

    ×

    比較値1 <= 終了コード

    ×

    比較値1 <= 終了コード <= 比較値2

    比較値1 < 終了コード

    ×

    比較値1 < 終了コード < 比較値2

    比較値1 >= 終了コード

    ×

    比較値1 > 終了コード

    ×

    比較値1 != 終了コード

    ×

    ○:設定が必要、×:設定は不要

  2. [比較値1]に[比較パターン]で設定した比較パターンの比較値1を設定します。

  3. [比較値2]に[比較パターン]で設定した比較パターンの比較値2を設定します。
    [比較値2]は[比較パターン]から[比較値1 <= 終了コード <= 比較値2]、または[比較値1 < 終了コード < 比較値2]のいずれかを選択した場合だけ設定できます。

  4. [OK]ボタンをクリックすると設定した終了条件が終了条件定義画面の[終了条件]一覧に追加されます。

  • 終了条件は8個まで指定できます。

  • 同じ終了条件を重複して設定できません。終了条件定義画面の[終了条件]一覧に存在する終了条件と同じ条件を設定して[OK]ボタンをクリックした場合は、エラーとなります。

  • [比較値1 != 終了コード]は、単独の条件としてだけ設定できます。他の終了条件と組み合わせられません。

  • [比較値1]と[比較値2]を設定する場合は、比較パターンが式として成立する値を設定してください。
    比較パターンが式として成立しない値を設定して[OK]ボタンをクリックした場合は、エラーとなります。比較パターンが式として成立しない指定例を、以下に示します。

2(比較値1) < 終了コード < 0(比較値2)


  • カスケードジョブ(カスケード開始節と終了節が存在するジョブ)の場合、終了条件は指定できません。指定した場合エラーとなります。

[更新]ボタン

[終了条件]一覧から終了条件を選択して[更新]ボタンをクリックすると、終了条件の設定ダイアログが表示されます。各入力域には前回設定した内容が表示されるため、必要に応じて更新し、[OK]ボタンをクリックすると、設定した終了条件が終了条件定義画面の[終了条件]一覧に反映されます。

[削除]ボタン

[終了条件]一覧から終了条件を選択して[削除]ボタンをクリックすると、確認ダイアログが表示されます。確認ダイアログから[はい]ボタンをクリックすると選択した終了条件が削除されます。