ジョブの終了条件を設定する方法について、以下に示します。
終了条件の設定
終了条件定義は、ジョブの終了条件を設定します。実行したジョブステップの終了コードが終了条件に一致した場合、ジョブは終了します。
ジョブ定義エディタの[終了条件定義]タブをクリックすると、終了条件定義画面が表示されます。以下に、画面イメージと各部品の説明を示します。
[終了条件]一覧では、ジョブの終了条件一覧が表示されます。
[追加]ボタンをクリックすると、終了条件の設定ダイアログが表示されます。
[比較パターン]から終了条件の比較パターンを設定します。
比較パターンによっては[比較値2]を設定する必要があります。比較パターンおよび比較パターンごとに、設定が必要な項目は以下のとおりです。
比較パターン | 設定が必要な項目 | |
---|---|---|
比較値1 | 比較値2 | |
比較値1 = 終了コード | ○ | × |
比較値1 <= 終了コード | ○ | × |
比較値1 <= 終了コード <= 比較値2 | ○ | ○ |
比較値1 < 終了コード | ○ | × |
比較値1 < 終了コード < 比較値2 | ○ | ○ |
比較値1 >= 終了コード | ○ | × |
比較値1 > 終了コード | ○ | × |
比較値1 != 終了コード | ○ | × |
○:設定が必要、×:設定は不要
[比較値1]に[比較パターン]で設定した比較パターンの比較値1を設定します。
[比較値2]に[比較パターン]で設定した比較パターンの比較値2を設定します。
[比較値2]は[比較パターン]から[比較値1 <= 終了コード <= 比較値2]、または[比較値1 < 終了コード < 比較値2]のいずれかを選択した場合だけ設定できます。
[OK]ボタンをクリックすると設定した終了条件が終了条件定義画面の[終了条件]一覧に追加されます。
終了条件は8個まで指定できます。
同じ終了条件を重複して設定できません。終了条件定義画面の[終了条件]一覧に存在する終了条件と同じ条件を設定して[OK]ボタンをクリックした場合は、エラーとなります。
[比較値1 != 終了コード]は、単独の条件としてだけ設定できます。他の終了条件と組み合わせられません。
[比較値1]と[比較値2]を設定する場合は、比較パターンが式として成立する値を設定してください。
比較パターンが式として成立しない値を設定して[OK]ボタンをクリックした場合は、エラーとなります。比較パターンが式として成立しない指定例を、以下に示します。
2(比較値1) < 終了コード < 0(比較値2) |
カスケードジョブ(カスケード開始節と終了節が存在するジョブ)の場合、終了条件は指定できません。指定した場合エラーとなります。
[終了条件]一覧から終了条件を選択して[更新]ボタンをクリックすると、終了条件の設定ダイアログが表示されます。各入力域には前回設定した内容が表示されるため、必要に応じて更新し、[OK]ボタンをクリックすると、設定した終了条件が終了条件定義画面の[終了条件]一覧に反映されます。
[終了条件]一覧から終了条件を選択して[削除]ボタンをクリックすると、確認ダイアログが表示されます。確認ダイアログから[はい]ボタンをクリックすると選択した終了条件が削除されます。