予備のジョブの実行環境は以下の場合に使用します。
通常の運用で使用するジョブの実行環境でジョブの異常が発生した場合、かつ
ジョブの異常の対処として即時にバッチアプリケーションを修正する場合
修正したアプリケーションを実行するには、アプリケーションを配備する必要があります。しかし、アプリケーションを配備するためには、当該ジョブの実行環境を停止する必要があります。このとき、同じジョブの実行環境で動作しているジョブに影響があります。
このような場合に、予備のジョブの実行環境を使用することで、他のジョブに影響を与えることなく、修正したアプリケーションを呼び出すジョブを投入することができます。
予備のジョブの実行環境は事前に準備が必要です。
予備のジョブの実行環境の準備については、“Interstage Job Workload Server セットアップガイド”の“ジョブの実行環境全体の設計”を参照してください。
予備のジョブの実行環境の運用は、システム管理者(SolarisおよびLinuxの場合はスーパユーザ、Windows(R)の場合はAdministratorsグループに所属するユーザ)またはInterstage運用者((SolarisおよびLinuxの場合)がバッチサーバ上で行います。
ジョブの実行については、上記以外にバッチシステム利用者が行います。
予備のジョブの実行環境の運用手順を以下に示します。