EZweb連携機能でSSLを利用する場合、以下に留意してください。
Webサーバを設定する場合
WAP2.0の携帯電話を利用する場合、SSL通信で直接Webサーバにアクセスできません。
WAP2.0の携帯電話からアクセスする場合には、WebサーバまたはWebサービスのポートを増やし、SSL用ではないポートを設けてください。その上で、以下のようなHDML言語で記述されたファイルを配置してください。アクセスは、このファイルのリンクを通して行います。また、ファイル名の拡張子は“hdml”とする必要があります(たとえば、“index.hdml”など)。
HDMLファイルの例を以下に示します。
<HDML version=3.0 TTL="0" MARKABLE="TRUE" PUBLIC="TRUE">
<DISPLAY>
==TeamWARE==<BR>
EZweb<BR>
<A LABEL="login" TASK="GO" DEST=https://SSL経由のEZweb連携機能のサーバ名/ ACCESSKEY="1">login</A>
</DISPLAY>
</HDML>
Webサーバの設定で、拡張子“hdml”の“Content-type”を“text/x-hdml;charset=Shift_JIS”に設定してください。
TeamWARE Officeのhttp ポートを利用する場合は、Webサービスの初期化ファイルに、以下の定義を追加してください。
[MimeTypes]text/x-hdml;charset%Shift_JIS = hdml
Webサーバにアクセスする場合
携帯電話が対応していない証明書を利用するとSSL通信できない場合があります。このため、SSLを利用する場合は、携帯電話が対応している証明書を利用してください。対応している証明書については、EZwebの仕様を公開しているホームページなどを参照してください。
WAP2.0の携帯電話からアクセスする場合、WebサーバまたはWebサービスで追加したポートのindex.hdmlにアクセスし、リンクをたどってください。
ブックマークを利用する場合は、WebサーバまたはWebサービスにおいて追加したポートの“index.hdml”をブックマークとして設定してください。EZweb連携機能のページをブックマークに設定しても、アクセスするときにエラーが発生します。