簡略名とは、共用ディレクトリのエントリを、別名で参照できるようにするものです。これによって、ユーザが独自の名前でエントリを参照できるようになります。簡略名として表示される内容は、共用ディレクトリのエントリの内容と同じです。
簡略名の利点
簡略名を使用すると、以下のような利点があります。
自分が必要とするものだけを作成するので、共用ディレクトリよりも速く検索することができる
長いエントリ名などに、短くてわかりやすい名前を付けることができる
共用ディレクトリのエントリを参照しているので、共用ディレクトリのエントリの内容が変更された場合でも、自動的に内容が変更される
簡略名の作成
簡略名を作成するには、以下のように操作します。
メインウィンドウの[共用ディレクトリ]ページで、表示されているエントリの検索結果から、簡略名を作成するエントリをクリックします。
メインウィンドウの[エントリ]メニューで、[個人用アドレス帳に追加]コマンドをクリックします。
⇒ [簡略名の作成]ウィンドウが表示されます。
ウィンドウ名は、エントリの検索の対象によって異なります(以下は、[検索の対象]ドロップダウンリストボックスで"ユーザ"を選択していた例です)。
なお、簡略名フィールドには、1で選択したエントリの名前(ユーザ名、グループ名など)が簡略名として指定されています。
必要に応じて簡略名を修正し、[OK]ボタンをクリックします。
⇒ [個人用アドレス帳]ページのエントリに、作成した簡略名が表示されます。
注意
1.で選択したエントリの種別により、2.の操作で表示されるウィンドウが異なります。たとえば、グループを選択した場合は、[グループ簡略名の作成]ウィンドウが、カレンダーを選択した場合は、[カレンダー簡略名の作成]ウィンドウが表示されます。
ポイント
[簡略名の作成]ウィンドウは、個人用アドレス帳からも表示できます。表示するには、[エントリ]メニューの[新規]コマンドにマウスポインタを合わせ、サブメニューから[簡略名]コマンドをクリックします。
なお、個人用アドレス帳から[簡略名の作成]ウィンドウを表示した場合は、名前フィールドの右横にある、ボタンをクリックして、簡略名にするエントリを検索します。