[HTTPHeader]セクションでは、HTTPプロトコルに関する情報を定義します。
MaxURILenキー
MaxURILenキーでは、TeamWARE Office Webサービスにアクセスするために利用するすべてのURLの最大長を指定します。
設定可能な値は、255~4096までの値です。
標準設定値は"512"です。
本キーは、"12.12 Interstage Application Serverを利用したシングルサインオン"を利用する場合に値を変更します。
UseAttachmentHeaderキー
Internet ExplorerからWebサービスを利用した場合に、添付ファイルの取り出し時にContent-Dispositionヘッダを送付するかしないかを指定します。
Content-Dispositionヘッダとは、ダウンロードされるファイルについての情報が設定されるもので、ファイルの名前が含まれています。ブラウザではContent-Dispositionヘッダが送られてきた場合、Content-Dispositionヘッダに含まれる名前でファイルを保存します。Content-Dispositionヘッダが送られてこない場合は、URLに含まれる名前でファイルを保存します。
UseAttachmentHeaderキーの指定に応じて、添付ファイルの取り出し時に、以下のように動作します。
0 | : | 添付ファイルの取り出し時にContent-Dispositionヘッダを送付しません。旧製品と同じ動作になります。(標準)
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1 | : | 添付ファイルの取り出し時にContent-Dispositionヘッダを送付します。
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注意
UseAttachmentHeaderキーを1に設定してContent-Dispositionヘッダを送付すると、一部のアプリケーションにおいて添付ファイルが読み取り専用で開かれることがあります。その場合、[UserLogin]セクションのAttachmentLastModifiedキーを0にしてLast-Modified ヘッダを送付しないようにすることで、現象を回避できる場合があります。
[UserLogin]セクションのAttachmentLastModifiedキーの詳細については、12.3.24 [UserLogin]セクションを参照してください。
NoTwoVersion キー
Webサービスが返却するHTTPヘッダにTeamWARE Office の内部バージョン情報を送付するかしないか、を設定します。
0 | : | TeamWARE Office のバージョン情報を送付します。(標準) |
1 | : | TeamWARE Office のバージョン情報を送付しません。 |
指定例を、以下に示します。
NoTwoVersion = 0 |