このたびは、Teamware Collaboration Suite V2.0をお買い上げいただきまして、まことにありがとうございます。
Teamware Collaboration Suite V2.0 グループウェア機能は、各種情報の管理、共用、配布を行い、オフィスの知的生産性を向上させる分散型オフィスシステムです。
本書では、以下のように表記しています。
Teamware Collaboration Suite V2.0 グループウェア機能を、TeamWARE Officeと表記します。
なお、本文中の"本製品"という記述はTeamware Collaboration Suite V2.0L10を、"旧製品"という記述は、TeamWARE Office V5.X系 および TeamWARE Office 200X V1.0、V2.0、V3.0、およびTeamware Collaboration Suite V1.0を指します。
オペレーティングシステム名を以下のように略して表記します。
Microsoft® Windows® XP Home Edition operating system、および
Microsoft® Windows® XP Professional operating systemを総称して、
Windows® XPと略します。
Microsoft® Windows Vista® Home Basic、
Microsoft® Windows Vista® Home Premium、
Microsoft® Windows Vista® Business、
Microsoft® Windows Vista® Enterprise、および
Microsoft® Windows Vista® Ultimateを総称して、
Windows Vista® と略します。
Microsoft® Windows® 7 Home Basic、
Microsoft® Windows® 7 Home Premium、
Microsoft® Windows® 7 Business、
Microsoft® Windows® 7 Enterprise、および
Microsoft® Windows® 7 Ultimateを総称して、
Windows® 7と略します。
Microsoft® Windows Server® 2008 Standard Edition、
Microsoft® Windows Server® 2008 Enterprise Edition、
Microsoft® Windows Server® 2008 R2, Standard Edition、および
Microsoft® Windows Server® 2008 R2, Enterprise Editionを総称して、
Windows Server® 2008と略します。
上記を総称してWindows®と略します。
Teamware Collaboration Suite V2.0 サーバソフトウェアパッケージに格納されている"ソフトウェア製品取扱い説明書"(ファイル名:readme.txt)をソフトウェア説明書と略します。
Teamware Collaboration Suite V2.0のサーバソフトウェアのインストール媒体については、CD-ROMを前提に記述していますが、ご使用の媒体がDVD-ROMの場合には、CD-ROMの部分をDVD-ROMと読み替えてください。
2011年7月
高度な安全性が要求される用途への使用について
本製品は、一般事務用、パーソナル用、家庭用、通常の産業等の一般的用途を想定して開発・設計・製造されているものであり、原子力施設における核反応制御、航空機自動飛行制御、航空交通管制、大量輸送システムにおける運行制御、生命維持のための医療用機器、兵器システムにおけるミサイル発射制御など、極めて高度な安全性が要求され、仮に当該安全性が確保されない場合、直接生命・身体に対する重大な危険性を伴う用途(以下「ハイセイフティ用途」という)に使用されるよう開発・設計・製造されたものではありません。
お客さまは本製品を必要な安全性を確保する措置を施すことなくハイセイフティ用途に使用しないでください。また、お客さまがハイセイフティ用途に本製品を使用したことにより発生する、お客様または第三者からのいかなる請求または損害賠償に対しても富士通株式会社およびその関連会社は一切責任を負いかねます。
登録商標について
TeamWAREおよびTeamwareは、TeamWARE Groupの商標です。
Microsoft、Windows、Windows Server、Internet Explorerは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。Microsoft Corporationのガイドラインに従って画面写真を使用しています。Visual Basicは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
Microsoft Corporationのガイドラインに従って画面写真を使用しています。
その他一般に、会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
このマニュアルの目的
このマニュアルでは、システム管理者が行うTeamWARE Officeのインストール作業を説明しています。インストール作業とは、TeamWARE Officeのサーバソフトウェアを、Windows Server® 2008が動作するサーバ用コンピュータにインストールおよびセットアップする作業です。
また、MIMEゲートウェイ関連ソフトをサーバにインストールおよびセットアップする方法についても説明しています。
このマニュアルの構成
このマニュアルの構成は、以下のとおりです。
TeamWARE Officeの特長について説明しています。
必要なハードウェアとサーバソフトウェアをインストールする前に行う準備作業について説明しています。
TeamWARE Officeサーバソフトウェアのインストールおよびセットアップ作業について説明しています。
各サービスのセットアップ作業について説明しています。
TeamWARE Officeサーバソフトウェアの削除について説明しています。
MIMEゲートウェイ関連ソフトのインストールおよびセットアップ作業について説明しています。
システムを構築する際に考慮すべき、定量的な制限事項について説明しています。
各サービスのセットアップパラメータについて説明しています。
このマニュアルの読みかた
このマニュアルは、TeamWARE Officeサーバソフトウェアのインストールおよびセットアップ作業について、記載しています。
インストールおよびセットアップ作業全体の流れと、このマニュアルの説明箇所を、以下に示します。
作業の流れ | 説明箇所とキーワード | |
---|---|---|
システム構成やサービスを考える | 1章 | インストールの前に |
必要な資源を確保する | 2章 | サーバの準備 |
TeamWARE Officeをインストールする | 3章 | ソフトウェアのインストール |
TeamWARE Officeのサービスをセットアップする | 4章 | セットアップの実行 |
TeamWARE Officeを削除する | 5章 | TeamWARE Officeの削除 |
MIMEゲートウェイ関連ソフトのインストールおよびセットアップ作業を行う | 6章 | sendmailの設定 |
関連マニュアル
以下に示すマニュアルには、TeamWARE Officeの管理および使用に関する追加情報を記載しています。
Teamware Collaboration Suite V2.0 グループウェア機能 管理者ガイド
システム管理者が行うさまざまな業務やツールについて解説しています。
以降、「グループウェア機能 管理者ガイド」と略します。
Teamware Collaboration Suite V2.0 グループウェア機能 利用者ガイド
クライアントアプリケーションの使用方法について解説しています。
以降、「グループウェア機能 利用者ガイド」と略します。
このマニュアルでの記述形式
このマニュアルでは、以下の記述形式を使用しています。
注意事項や参考情報
特に注意していただきたいことや、参考情報は、以下の形式で記述してあります。
タイトルが注意の囲みの文
注意
特に注意していただきたいことを記述しています。必ずお読みください。
タイトルがポイントの囲みの文
ポイント
知っていると役立つ情報を記述しています。
タイトルが参照の囲みの文
参照
参照すべきヘルプのキーワードを記述しています。
[ ]の使用
コマンド、チェックボックス、ボタン、キー、メニュー、ウィンドウは[ ]でくくって記述してあります。
例)
[to config]コマンド
[ローカルsendmail]チェックボックス
[次へ]ボタン
[Enter]キー
[スタート]メニュー
[フォルダの選択]ウィンドウ
このマニュアルでの用語
このマニュアルで使用されている用語は、" グループウェア機能 管理者ガイド"の用語集を参照してください。
このマニュアルでの注意事項
旧製品から本製品へ移行する方法については、当社技術員、または営業にご相談ください。
旧製品から本製品へ移行する際の相違点については、本製品の媒体に格納されている" Teamware Collaboration Suite V2.0L10 旧バージョン/レベルからの相違点"(twdiffs.pdf)を参照してください。