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Interstage List Works V10.1.0 帳票印刷配信手引書
Interstage

15.1 Login

配信管理サーバに接続し、メニュー画面を表示します。

また、配信フォルダ名や配信出力先名を指定することにより、出力指示画面、処理状況照会画面、配信出力先一覧画面で、配信フォルダや配信出力先を絞り込んで表示することができます。

具体的には、以下の項目が絞り込んで表示されます。


さらに、業務アプリケーションの外部情報を、操作ログの「補足情報4」に出力することができます。

参考

本APIを使用してメニュー画面を表示し、出力指示画面または処理状況照会画面から【ログアウト】ボタンをクリックした場合、確認のメッセージが表示されて、帳票表示画面を除いたWeb配信操作クライアントのすべての画面が閉じます。


記述形式

リクエスト方式は、POSTオペレーションのみ使用できます。

FORMタグの属性には、以下を指定します。


action属性

以下のURLを指定します。文字列は、大文字・小文字を区別して指定します。

http://hostname[:port]/listdistributor/servlet/ListGateway
hostname

List WorksサーバのIPアドレスまたはホスト名を指定します。配信フォルダの共有運用を行っている場合は、負荷分散装置のIPアドレスを指定します。

port

List WorksサーバのWebサーバに設定しているポート番号を指定します。


注意

プロトコルが「https」の場合は、「http」を「https」に置き換えて参照してください。


method属性

「post」を指定します。


target属性

lwdst_Menu」(固定値)を指定します。大文字・小文字を区別して指定します。

注意

複数のウィンドウを開いて、List Works(Webクライアント、Web配信操作クライアント)を操作できません。

パラメタの説明

注意

  • Httpリクエストを使用した業務アプリケーションのJSPファイルやHTMLファイルは、UTF-8で記述し、パラメタの文字列がUTF-8で送信されるように作成してください。

  • 1つのパラメタを複数指定しないでください。指定した場合、どのパラメタの値が扱われるかについては、保証できません。

  • 不正なパラメタを指定した場合は、エラー画面が表示されます。


command

コマンド名「Login」を指定します。必ず指定します。文字列は、大文字・小文字を区別して指定します。省略するとエラーになります。

userid

配信管理サーバに接続するユーザIDを指定します。必ず指定します。文字列は、大文字・小文字を区別して指定します。

文字列は、全角18文字以内(半角36文字以内)で指定します。

password

ユーザIDに対応したパスワードを指定します。

必ず指定します。パスワードは、半角255文字以内で指定します。文字列は、大文字・小文字を区別して指定します。

パスワードなしの場合は、空文字列を指定します。

distribute

絞り込んで表示する配信フォルダ名を指定します。文字列は、大文字・小文字を区別して指定します。

配信フォルダ名は、500個まで指定できます。複数指定する場合は、配信フォルダ名を半角セミコロン(;)で区切って指定します。

表示させたい順番で配信フォルダ名を指定します。

先頭に指定した配信フォルダ名がドロップダウンリストの初期値として表示されます。

省略可能です。省略すると、すべての配信フォルダが表示されます。

注意

  • 配信フォルダ名の文字列が一致する条件は完全一致です。

  • 指定された配信フォルダ名の配信フォルダが存在しない場合、指定された配信フォルダは表示されませんが、指定した数としてカウントされます。

  • 指定された配信フォルダ名の配信フォルダが1つも存在しない場合は、エラー画面が表示されます。

  • セミコロン(;)を連続して記述しないでください。「セミコロン(;)の数+1」が指定した配信フォルダの数としてカウントされます。

destination

絞り込んで表示する配信出力先名を指定します。文字列は、大文字・小文字を区別して指定します。

配信出力先名は、500個まで指定できます。複数指定する場合は、配信出力先名を半角セミコロン(;)で区切って指定します。

表示させたい順番で配信出力先名を指定します。

先頭に指定した配信出力先名がドロップダウンリストの初期値として表示されます。

省略可能です。省略すると、すべての配信出力先が表示されます。

注意

  • 配信出力先名の文字列が一致する条件は完全一致です。

  • 指定された配信出力先名の配信出力先が存在しない場合、指定された配信出力先は表示されませんが、指定した数としてカウントされます。

  • 指定された配信出力先名の配信出力先が1つも存在しない場合は、エラー画面が表示されます。

  • セミコロン(;)を連続して記述しないでください。「セミコロン(;)の数+1」が指定した配信出力先の数としてカウントされます。

externalinfo

操作ログの「補足情報4」に出力する外部情報を指定します。指定すると、画面操作を行ったときに出力される操作ログに、「補足情報4」が出力されます。省略可能です。省略すると、操作ログの「補足情報4」には、何も出力されません。

100文字以内(全角半角の区別なし)の文字列で指定します。指定できる文字/記号は、以下のとおりです。

  • 半角英数字

  • 半角カナ

  • 半角記号の一部(ASCIIコードで0x20~0x21、0x23~0x2f、0x3a~0x40、0x5B~0x60、0x7b~0x7eの範囲の文字)

  • 全角文字(JIS非漢字、JIS第一水準漢字、JIS第二水準漢字)


使用例

「Web配信操作クライアントの表示」ボタンをクリックすると、ユーザID「user-A」、パスワード「password」で配信管理サーバ「Server」へ接続してメニュー画面を表示するJSPです。

メニュー画面で、【出力指示画面】ボタン、【処理状況照会画面】ボタンまたは【配信出力先一覧画面】ボタンをクリックすると、配信フォルダ名を「フォルダ1」、「フォルダ2」で、配信出力先名を「プリンタ1」「プリンタ2」、「プリンタ3」で絞り込んで表示し、操作ログの「補足情報4」に「login without screen」を出力するように要求しています。

以下の例では、パラメタに指定した値を下線で表示しています。

<%@ page contentType="text/html; charset=UTF-8"%>
<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8">
<title>ログイン画面を表示せずに、配信管理サーバに接続してメニュー画面を表示します。</title>
</head>

<script language="javascript">
<!--
function login()
{
// ユーザID、パスワード、配信フォルダ名、配信出力先名を設定して、配信管理サーバへ接続します。
document.formLogin.userid.value = "user-A";
document.formLogin.password.value = "password";
document.formLogin.distribute.value = "フォルダ1;フォルダ2";
document.formLogin.destination.value = "プリンタ1;プリンタ2;プリンタ3";
document.formLogin.externalinfo.value = "login without screen";
document.formLogin.submit();
}
// -->
</script>

<body>

<!--ログイン画面を非表示にして、「Web配信操作クライアントの表示」ボタンを表示します。-->
<form name="formLogin" method="post" target="lwdst_Menu" action="http://Server/listdistributor/servlet/ListGateway">
  <input type="hidden" name="command" value="Login">
  <input type="hidden" name="userid" value="">
  <input type="hidden" name="password" value="">
  <input type="hidden" name="distribute" value="">
  <input type="hidden" name="destination" value="">
  <input type="hidden" name="externalinfo" value="">

  <input type="button" value="Web配信操作クライアントの表示" onclick="login()">
</form>

</body>
</html>