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Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書
Systemwalker

3.2.4 表示

インストールレス型Agentで収集した仮想サーバの性能情報は、以下の方法で表示できます。

VMware ESX/VMware ESXiの場合
  • サマリ

    サマリツリーの「VMware(ホスト)」ノード(VMware(Physical)Monitor)、「VMware(ゲスト積み上げ)」ノード(VMware(Virtual)StackMonitor)を選択すると表示できます。

  • 詳細

    詳細ツリーの「VMware」ノードを選択すると表示できます。

  • レポート

    総点検分析・レポート
    カテゴリ別診断分析・レポート
    詳細分析・レポート


Hyper-Vの場合
  • サマリ

    サマリツリーの「サーバリソース」ノード(ServerMonitor)、「Hyper-V(ホスト)」ノード(HyperV(Physical)Monitor)、「Hyper-V(ゲスト積み上げ)」ノード(HyperV(Virtual)StackMonitor)を選択すると表示できます。

  • 詳細

    詳細ツリーの「Windows」ノード、「Hyper-V」ノードを選択すると表示できます。

  • レポート

    総点検分析・レポート
    カテゴリ別診断分析・レポート
    詳細分析・レポート

注意

Hyper-Vを監視対象とした場合、Windowsの性能情報も表示できます。

ただし、Hyper-VのホストOS(Windows)から取得した以下のCPUの性能情報は値が正しくありません。

  • サマリのServerMonitorのCPU使用率

  • 詳細のWindowsのCPUBUSY(WIN_CPUBUSY)の情報

  • レポートのWindowsのCPUおよびWIN_CPUBUSYに関する情報

  • 物理サーバのCPUの性能情報を確認したい場合は、Hyper-Vから取得したCPUの性能情報の値を確認してください。

  • サマリのHyperV(Physical)MonitorのCPU使用率

  • 詳細のHyper-VのHV_CPUの情報

  • レポートのHyper-VのCPUおよびHV_CPUに関する情報


Linux仮想マシン機能(Xen)の場合
  • サマリ

    サマリツリーの「サーバリソース」ノード(ServerMonitor)、「Xen(ゲスト積み上げ)」ノード(Xen(Virtual)StackMonitor)を選択すると表示できます。

  • 詳細

    詳細ツリーの「Linux」ノード、「Xen」ノードを選択すると表示できます。

  • レポート

    カテゴリ別診断分析・レポート
    詳細分析・レポート

注意

Linux仮想マシン機能(Xen)を監視対象とした場合、Linuxの性能情報も表示できます。

注意

  • サマリ画面でデータを表示した場合、データの表示が10~15分程度遅れているように見えます。
    これはインストールレス型Agentの場合、以下の流れでデータが収集されるためです。



    【例 17:00データの場合】

    17:00

    収集を開始

    17:05

    収集を終了

    17:10

    Manager/Proxy Managreが性能データを回収
    このとき、17:00のデータとしてコンソールに表示されます(収集開始の時刻を基準として表示しています。17:00データの値は17:00から17:05までの平均値となります)。
    次の性能データの回収まで、5分間(17:15ごろまで)この状態が続きます。


  • Manager/Proxy Managerのサービスを起動したあと、最初の収集タイミングに被監視サーバ側にスクリプトを送るため、15分~20分程度後に最初のデータが表示されます。

  • VMware ESXiの場合は、Manager/Proxy ManagerからAPIを使って直接仮想サーバのデータを収集するため、上記のようにデータが遅れることなく収集されます。