スケーラブルモデルへの資源の配付について説明します。
スケーラブルモデルの場合、個々のWebサーバに資源を配付します。
配付する資源は個別メンテナンス版数として登録します。
メンテナンス時間までに各Webサーバへ資源を配付し、メンテナンス時間にWebサーバをIPCOMから1つずつ切り離し、保守(資源の適用)を行い、完了後IPCOMに組み込みます。
この作業を、Systemwalker Centric Managerの資源配付機能で、それぞれのWebサーバへ資源を配付時にIPCOMを制御して、順次適用することにより、Webサービスを止めずにメンテナンスが可能となります。
以下に、スケーラブルモデルでのシステム構成について説明します。
備考.
1台のWebサーバが、複数のIPCOMから負荷分散対象に設定されている環境は対象外です。
Systemwalker Centric Managerで、スケーラブル運用している場合の資源配付の画面イメージを以下に示します。
メンテナンス対象の資源を個別メンテナンス版数として登録します。
登録した資源は、スケーラブルモデルを構成する、それぞれのWebサーバに配付します。
Webサービスを停止しない、または停止時間を最小にするために、資源の配付と資源の適用を分けて行います。
はじめに、Systemwalker Centric Managerの資源配付機能で、各Webサーバへ資源の配付を行います。
資源の適用は、Systemwalker Centric Managerの資源配付機能で、管理者の指示により順次行われます。