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 Formcoordinatorデータベース検索入力支援機能ユーザーズガイド

1.3.1 システム構成

データベース検索入力支援機能を構成するファイルおよびツールを次に示します。

データベース検索入力支援機能

これらのプログラムは、次に示すシステム構成で使用します。

電子フォームの開発環境

Formcoordinator デザイナを使用して、データベース検索入力支援機能を使用する電子フォームを作成します。
さらに、Formcoordinator デザイナでは、電子フォームデザイナを使用してデータベースを問合せるイベント定義を設定します。問合せ情報定義ツールを使用して、データベースから必要なデータを取り出す条件を定義し、問合せ情報を作成します。

Webアプリケーションの開発環境

アプリケーションプログラムの開発ツールを使用して、Webアプリケーションを作成・更新します。

サーバ側

電子フォーム、問合せ情報ファイルおよびWebアプリケーションを配置します。
データベース検索入力支援環境設定ツールでデータベース検索する環境を設定します。
クライアント側で設定した検索値を、データベース検索入力支援部品が受け取ります。
データベース検索入力支援部品は、問合せ情報と検索値を基にデータベースを検索します。
データベース検索入力支援部品は、検索結果から検索結果表示画面を生成して、クライアント側の画面に表示します。

クライアント側

WebブラウザからWebアプリケーションを起動すると、電子フォームがWebブラウザに表示されます。検索条件入力画面を表示させるイベント定義を実行すると、検索条件入力画面が表示されます。
検索条件入力画面で検索条件を入力し、検索条件をサーバ側へ送信します。
データベースで検索された結果が検索結果表示画面で表示され、必要なデータを選択します。
選択されたデータが電子フォームに反映されます。
電子フォームに入力したデータは、[送信]コマンドボタンをクリックするとWebアプリケーションにデータが送信されます。

注意

  • Webアプリケーション、データベース入力支援部品、およびデータ管理サービスは、同一サーバ上に配備する必要があります。

  • データ管理サービスは、Webアプリケーションおよびデータベース検索入力支援部品からSSLを使用しないlocalhostへの通信(http://localhost)によってアクセスするため、データ管理サービスを配備するサーブレットコンテナおよび使用するWebサーバは、http://localhostのアクセスが可能となるように設定を行ってください。たとえば、Webアプリケーションやデータベース検索入力支援部品でSSLを使用する場合は、データ管理サービスを配備するサーブレットコンテナおよび使用するWebサーバは、Webアプリケーションやデータベース検索入力支援部品のコンテナやWebサーバとは分離させて定義する必要があります。