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 Formcoordinatorユーザーズガイド

10.4.1 Webブラウザに送信するデータの圧縮

Webサーバの機能として、送信するデータを圧縮する機能があるときは、データを圧縮して送信することで性能を改善できる場合があります。

例:

OutputStream os = null;
OutputDataBuilder odb = new OutputDataBuilder(request, "電子フォーム名");

// Webブラウザの受け付けることができるエンコードを調べます。
String acont = request.getHeader("Accept-Encoding");
if (acont.indexOf("gzip") != -1) {
  os = new GZIPOutputStream(response.getOutputStream());
  response.setHeader("Content-Encoding", "gzip");
}
else {
  os = response.getOutputStream();
}

// HTMLデータの生成を行い、Webブラウザへ送信します。
odb.write(os);

os.flush();
os.close();

ただし、JSPの場合は、HTMLデータの生成はJSPで行われているため、この方法は使用できません。
このため、WebサーバなどでHTMLデータの圧縮を行う必要があります。
Webサーバにこの種の設定があれば設定してください。
なければ、フィルタリングアプリケーションを作成して、Webブラウザへ送信するHTMLデータを圧縮するようにしてください。