イベント定義で複数の条件判断を行う場合、else if文も使用することができます。排他的な条件判断を行う場合、if文を複数記述する場合と比較して、高速に判断されます。
また、合致する可能性が高い条件判断を上位に記述することで、判断が完了するまでの時間を短縮できる可能性が高くなります。
イベント定義で条件判断処理の性能を改善する例を説明します。
この例では"選択1"が選択された場合、改善前は"選択1"の処理後も残りの"選択2"、"選択3"と一致しているか判断する処理(不要な処理)が実行されますが、改善後では"選択1"の処理後は残りの判断処理は実行されません。
例:
ドロップダウンリストボックスの項目「選択リスト1」の選択値によって、処理が異なる場合
改善前
ドロップダウンリストボックスの項目の「選択内容を変更する」イベント定義
if([選択リスト1]=="選択1"){ FUNC1(); } if([選択リスト1]=="選択2"){ FUNC2(); } if([選択リスト1]=="選択3"){ FUNC3(); } |
改善後
ドロップダウンリストボックスの項目の「選択内容を変更する」イベント定義
if([選択リスト1]=="選択1"){ FUNC1(); } else if([選択リスト1]=="選択2"){ FUNC2(); } else if([選択リスト1]=="選択3"){ FUNC3(); } |