複数のイベントで同じ処理を行う場合、共通のイベント処理を行う関数を作成し、各イベント定義では作成した関数を呼び出すようにすることで、HTMLデータサイズを削減できます。定義方法については、マニュアル「Formcoordinator デザイナ ユーザーズガイド」の「3.1.6 イベントを定義する」の「■ 関数式に定義した関数をイベントの動作に挿入する」を参照してください。
共通のイベント処理を行うイベント処理を関数化して性能を改善する例を説明します。
例:
数字項目「金額1」、「金額2」、「金額3」からフォーカスが抜けたときに、「金額1」~「金額3」までの合計を演算して数字項目「合計」に演算結果を表示する場合
改善前
各項目のイベント定義
数字項目「金額1」の「フォーカスが抜ける」イベント定義
[合計]=[金額1]+[金額2]+[金額3]; |
数字項目「金額2」の「フォーカスが抜ける」イベント定義
[合計]=[金額1]+[金額2]+[金額3]; |
数字項目「金額3」の「フォーカスが抜ける」イベント定義
[合計]=[金額1]+[金額2]+[金額3]; |
改善後
関数定義
関数名:SUM1
[合計]=[金額1]+[金額2]+[金額3]; |
各項目のイベント定義
数字項目「金額1」の「フォーカスが抜ける」イベント定義
SUM1(); |
数字項目「金額2」の「フォーカスが抜ける」イベント定義
SUM1(); |
数字項目「金額3」の「フォーカスが抜ける」イベント定義
SUM1(); |