Webアプリケーション同様にFormcoordinatorもサーブレット上で動作します。サーブレットコンテナのチューニングを行うことで、Formcoordinatorの実行時間を短縮することができます。
サーブレットコンテナをチューニングする方法は、ご使用のサーブレット製品ごとに異なりますが、一般的に以下の指定が有効です。
Java実行環境の起動時にJava実行環境が使用するヒープの初期サイズや最大サイズを指定し、Webアプリケーションの実行性能を調整します。なお、ヒープの初期サイズや最大サイズを必要以上に大きくすると、実行性能が低下することがありますので注意が必要です。また、サーブレットコンテナ起動時の設定(load-on-startupなど)で、サーブレットの事前ロードなどが行えます。
■ Interstage Application Serverを利用する場合
サーブレットコンテナをチューニングする方法については、「Interstage Application Server チューニングガイド 」の“5.2 IJServerのチューニング”、“5.3 Servletコンテナのチューニング”、および「Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド」の“7.5.7 サーブレットの属性”を参照してください。