Interstage シングル・サインオンの起動および停止を実行するコマンドについて説明します。
注意
本コマンドは以下の権限をもったユーザーで実行してください。
【Windows】
管理者権限をもつユーザー
【Linux】
スーパーユーザー
本コマンドを実行するためには、以下のパッケージがインストールされている必要があります。
【Linux】
FJSVssocm
FJSVssosv
FJSVssoac
FJSVssoaz
FJSVihs
FJSVirep
FJSVisgui
本コマンドは複数同時に実行しないでください。
本コマンドは、Interstage シングル・サインオンの環境を構築するコマンド(ssoclsetup)で作成した環境で実行してください。
本コマンドを使用してサービスを停止すると、Interstage管理コンソールも停止します。
本コマンド実行後、起動または停止に失敗したサービスがあった場合は、出力されるメッセージ、およびシステムのログに出力されるメッセージから問題を解決し、再度コマンドを実行してください。
本コマンドで起動するサービスがすでに起動していた場合、起動済みであることを表すメッセージが出力されます。
本コマンドで停止するサービスがすでに停止していた場合、停止済みであることを表すメッセージが出力されます。
記述形式
ssoclservicectl {start|stop}
機能説明
Interstage シングル・サインオンの以下のサービスの起動および停止を行います。
Interstage 管理コンソール
Interstage HTTP Server (注1)
Interstage ディレクトリサービスのリポジトリ (注2)
注1) 本コマンドを実行したマシン上に構築されている全てのWebサーバが対象になります。
注2) SSOリポジトリのみ対象となります。対象となるSSOリポジトリは、Interstage管理コンソールの[セキュリティ]>[シングル・サインオン]>[認証基盤]>[リポジトリサーバ]の[環境設定タブ]の[リポジトリサーバ詳細設定]のリポジトリ名から確認してください。ただし、Interstage管理コンソールが停止している場合、確認を行うことはできないため、Interstage管理コンソールが起動している状態で確認を行ってください。
パラメーターの意味
サービスを起動する場合に指定します。stopオプションと同時に指定することはできません。
サービスを停止する場合に指定します。startオプションと同時に指定することはできません。
メッセージ
ありません。
復帰値
0:正常終了
2:異常終了
コマンドの格納場所
【Windows】
<Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\SecurityManagement\sso\bin
【Linux】
/opt/FJSVctsec/sso/bin
使用例
サービスを起動する場合
【Windows】
ssoclservicectl start
【Linux】
/opt/FJSVctsec/sso/bin/ssoclservicectl start
サービスを停止する場合
【Windows】
ssoclservicectl stop
【Linux】
/opt/FJSVctsec/sso/bin/ssoclservicectl stop