ここでは、ログの出力先、出力形式、および出力例について説明します。
出力先
ログは、以下のファイルに出力されます。
【Windows】
<Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\SecurityManagement\log\orgmgr.log
【Linux】
/var/opt/FJSVctsec/log/orgmgr.log
ログファイルは、5MByteのサイズで10履歴分保持されます。
出力形式
以下に、ログの出力形式を示します。
日時:ラベル:エラー種別:[出力元]:コード:メッセージ:可変情報
事象が発生した日時(ローカルタイム)が以下の形式で表示されます。
yyyy/mm/dd hh:mm:ss.SSS
ラベル“CTSEC”が表示されます。
以下の文字列のどちらかが表示されます。
INFO
ERROR
出力元を示すコマンド名が表示されます。
メッセージを識別するIDです。
事象を示す英文メッセージが表示されます。詳細は、“D.4 利用者管理コマンドのメッセージ”を参照してください。
事象に応じて、補足情報が表示されます。
出力例
2010/12/15 20:01:52.063 : CTSEC:ERROR: [ctsec_adduser] ctsec203: Invalid id.
組織新規登録、利用者の登録、利用者の情報変更のどれかのコマンドを1つのCSVファイルで複数行処理させる場合、1行処理するたびにメッセージが出力されます。以下に例を示します。
2010/12/25 17:22:30.046 : CTSEC:INFO: [ctsec_adduser] Line:2 : succeeded. 2010/12/25 17:22:30.437 : CTSEC:INFO: [ctsec_adduser] Line:3 : succeeded. 2010/12/25 17:22:30.437 : CTSEC:INFO: [ctsec_adduser] ctsec100: Command succeeded.