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SystemwalkerService Catalog Manager V14g インフラサービス機能運用ガイド 管理者編
Systemwalker

A.2.10 サービスの管理元変更

記述形式

【Windows】

ctsec_updsvc.bat -systemid <システムID> [-userid <変更後のユーザーID>] [-oldorgid <変更前の組織番号>] -neworgid <変更後の組織番号>

【Linux】

ctsec_updsvc.sh -systemid <システムID> [-userid <変更後のユーザーID>] [-oldorgid <変更前の組織番号>] -neworgid <変更後の組織番号>

機能説明

サービスの管理元情報を変更します。

パラメーター

-systemid <システムID>

管理元を変更するサービスのシステムIDを指定します。

-userid <変更後のユーザーID>

変更後のサービスの管理元のユーザーIDを指定します。
本パラメーターを省略すると、ユーザーIDは変更されません。

-oldorgid <変更前の組織番号>

変更前のサービスの管理元の組織番号を指定します。
本パラメーターを省略すると、変更前のサービスの管理元は確認せずに変更します。

-neworgid <変更後の組織番号>

変更後のサービスの管理元の組織番号を指定します。

出力

注意

利用部門の利用者がサービス仕様変更中に、同じサービスに対してサービスの管理元変更コマンドを実行した場合は、以下のエラーメッセージが表示されます。

ERROR: [ctsec_updsvc] ctsec1098: VSYS error(SYSTEM_LOCKED)
ERROR: [ctsec_updsvc]  - VSYS10051: System[%1] is locked by another user[%2:].

%1:システムID
%2:ロックしているユーザーID

本メッセージが表示された場合は、メッセージに表示されたユーザーIDの利用者に対して、マイポータルで操作中のサービス仕様変更を完了、またはキャンセルするように通知してください。

該当する利用者がマイポータルを表示していない場合は、サービス仕様変更の処理が中断している可能性があります。
該当する利用者または利用部門管理者に、以下の操作を行うように依頼してください。

  1. マイポータルの操作メニューから[システム管理]を選択します。

  2. 表示されたサービス一覧から、該当するサービスを選択して、[詳細]ボタンをクリックします。

  3. 表示された[システム詳細]ページで[仕様変更]ボタンをクリックします。

  4. 以下のメッセージが表示されますので、[ロックを強制的に取得する]を選択したあと、仕様変更をキャンセルします。

    システムが他の利用者にロックされています。
    強制的にロックを取得し、処理を続けることも可能です。

上記の対処を行ったあとに、再度本コマンドを実行してください。