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SystemwalkerService Catalog Manager V14g インフラサービス機能運用ガイド 管理者編
Systemwalker

A.1 利用者管理コマンドの概要

利用者管理コマンドは、組織の新規登録や組織の削除など、組織に関する処理を実行するコマンドです。

利用者管理コマンドの構成

利用者管理コマンドは、以下のコマンドから構成されています。

機能名

コマンド名

説明

Windows

Linux

組織新規登録

ctsec_addorg.bat

ctsec_addorg.sh

組織を新規に登録します。

組織削除

ctsec_disorg.bat

ctsec_disorg.sh

登録済みの組織を削除します。

組織情報一覧

ctsec_getorglist.bat

ctsec_getorglist.sh

組織情報の一覧をCSV形式のファイルに出力します。

利用者情報一覧

ctsec_getuserlist. bat

ctsec_getuserlist.sh

利用者情報の一覧をCSV形式のファイルに出力します。

組織名変更

ctsec_updorgname.bat

ctsec_updorgname.sh

組織名を変更します。

利用者の登録

ctsec_adduser.bat

ctsec_adduser.sh

組織に利用者を登録します。

利用者の削除

ctsec_disuser.bat

ctsec_disuser.sh

組織に登録済みの利用者を削除します。

利用者の情報変更

ctsec_upduser.bat

ctsec_upduser.sh

利用者の情報を変更します。

利用者の異動

ctsec_moveuser.bat

ctsec_moveuser.sh

利用者を別の組織に異動させます。

サービスの管理元変更

ctsec_updsvc.bat

ctsec_updsvc.sh

サービスの管理元を別の組織に変更します。(注)

注) コマンド操作時は、サービスを構成するすべての仮想サーバを停止させてください。

利用者管理コマンドの格納場所

【Windows】

<Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\SecurityManagement\bin

【Linux】

/opt/FJSVctsec/bin

注意

利用者管理コマンドは、システム管理者(スーパーユーザー)の権限で実行してください。

システム管理者以外のユーザーで実施させたい場合、OSのファイルシステムの権限を手動で設定してください。
必要な権限は、以下のとおりです。

  • binフォルダ配下のスクリプトファイル(bat/shスクリプト)の読取りおよび実行権限

    【Windows】

    <Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\SecurityManagement配下

    【Linux】

    /opt/FJSVctsec配下
  • libフォルダと配下のファイルの読取り権限

    【Windows】

    <Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\SecurityManagement配下

    【Linux】

    /opt/FJSVctsec配下
  • confフォルダと配下のファイルの読取り権限

    【Windows】

    <Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\SecurityManagement配下

    【Linux】

    /etc/opt/FJSVctsec配下
  • logフォルダと配下のorgmgr.logファイルへの書込み可能な権限

    【Windows】

    <Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\SecurityManagement配下

    【Linux】

    /var/opt/FJSVctsec配下