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SystemwalkerService Catalog Manager V14g 導入ガイド
Systemwalker

A.1.2 ssoclunsetupコマンド

Interstage シングル・サインオンの環境を削除するコマンドについて説明します。

注意

  • 本コマンドは以下の権限をもったユーザーで実行してください。
    【Windows】
    管理者権限をもつユーザー
    【Linux】
    スーパーユーザー

  • 本コマンドを実行するためには、以下のパッケージがインストールされている必要があります。

    【Linux】

    • FJSVssocm

    • FJSVssosv

    • FJSVssoac

    • FJSVssoaz

    • FJSVihs

    • FJSVirep

    • FJSVirepc

    • FJSVisscs

  • 本コマンドでは、Interstage シングル・サインオンの削除前に資源のバックアップは行いません。Interstage シングル・サインオンの資源のバックアップが必要な場合は、事前にバックアップを行ってください。

  • 本コマンドでは、Interstage シングル・サインオンの各サーバ、およびリポジトリサーバ(更新系)が参照しているSSOリポジトリを停止して、Interstage シングル・サインオンの削除を行います。

  • 本コマンド終了後、業務サーバを追加していたWebサーバ(Interstage HTTP Server)の起動は行いません。

  • コマンド実行後、Interstage シングル・サインオンの削除を行うかどうかを確認するメッセージが表示されます。削除を行う場合は“yes”を入力してください。“yes”以外を入力した場合は、「Command canceled.」と表示され、削除されません。

  • 削除する資源が存在しない状態で本コマンドを実行した場合、コマンドは正常に終了します。

  • 本コマンド実行後、Interstage管理コンソールから、Interstage シングル・サインオンの業務サーバを追加していたWebサーバ(Interstage HTTP Server)を削除できなくなる場合があります。その場合、Webサーバの削除は、ihsdeleteコマンドに-cオプションを指定して行ってください。ihsdeleteコマンドについては、“Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“Webサーバ運用編”の“第19章 Interstage HTTP Server運用コマンド”を参照してください。

記述形式

ssoclunsetup

機能説明

Interstage シングル・サインオンの削除を行います。
以下の資源が削除されます、

注1) 本コマンドを実行したマシン上に構築されているInterstage シングル・サインオンの全業務サーバが削除されます。ただし、Webサーバ自体は削除されません。

注2)リポジトリサーバ(更新系)と認証サーバを構築したWebサーバ(Webサーバ名:SSOauth)のみ削除されます。その他のWebサーバは削除されません。

復帰値

コマンドの格納場所

【Windows】

<Systemwalker Service Catalog Managerのインストールフォルダ>\SWCTMG\SecurityManagement\sso\bin

【Linux】

/opt/FJSVctsec/sso/bin

使用例

【Windows】

ssoclunsetup

【Linux】

/opt/FJSVctsec/sso/bin/ssoclunsetup

メッセージ

本コマンド実行後、削除対象の資源の状態がメッセージとして表示されます。資源の意味は以下のとおりです。

資源の名前

資源の説明

Repository Server

リポジトリサーバ(更新系)

Authentication Server

認証サーバ

Business Server

業務サーバ

Web Server(Webサーバ名)

リポジトリサーバ(更新系)と認証サーバを構築したWebサーバ
Webサーバ名は"SSOauth"固定

SSO Repository (リポジトリ名)

リポジトリサーバ(更新系)が参照しているSSOリポジトリ

また、資源の状態は以下のメッセージで表示されます。

メッセージ

資源の状態

Exist

存在する。

Not exist

存在しない。