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SystemwalkerService Catalog Manager V14g 導入ガイド
Systemwalker

10.1.4 Linuxへのインストール

管理サーバがLinuxの場合のインストール手順について説明します。

注意

/etc/sysconfig/i18nのLANGの値を参照して、システムの文字コードが、"ja_JP.UTF-8"であることを確認してください。

ポイント

インストールコマンド実行に、画面上に表示される[ENTER:xxxx]は、リターンキーを押下した場合に、xxxxxが設定されることを示します。

インストールコマンドの実行

  1. スーパーユーザーでログインします。

    Systemwalker Service Catalog Managerをインストールする管理サーバに、スーパーユーザーでログインします。

  2. DVD-ROMをDVD-ROM装置にセットします。

    "Systemwalker Service Catalog Manager V14g メディアパック (14.1.0) Disc No. 1/1"のDVD-ROMをDVD-ROM装置にセットします。

  3. DVD-ROMをマウントします。

    以下のコマンドにより、DVD-ROMをマウントしてください。
    自動マウントデーモン(autofs)により、DVD-ROMの自動マウントを行うと、マウントオプションに"noexec"が設定されているため、インストーラの起動に失敗します。

    # mount -t iso9660 -r /dev/mnt DVD-ROMのマウントポイント
  4. インストールコマンドを実行します。

    Systemwalker Service Catalog Managerのインストールコマンドを実行します。

    # cd DVD-ROMのマウントポイント
    # ./swsetup
  5. ようこそ画面が表示されます。

    リターンキーを押下します。

    ================================================================================
        Systemwalker Service Catalog Manager セットアップ
                               V14.1.0
     All Rights Reserved, Copyright(c) FUJITSU LIMITED 2010-2011
    ================================================================================
    Systemwalkerセットアップへようこそ!!
    セットアップはSystemwalker Service Catalog Managerをインストールします。
    
    リターンキーを押してください。
    
  6. 機能を選択します。

    機能の選択画面が表示されます。

    [2. アプリケーションサービス機能]を選択します。[2]を入力します。インストールを中止する場合は[q]を入力します。

    ================================================================================
        Systemwalker Service Catalog Manager セットアップ
                               V14.1.0
     All Rights Reserved, Copyright(c) FUJITSU LIMITED 2010-2011
    ================================================================================
    
    << 機能の選択 >>
    
    1. インフラサービス機能
    2. アプリケーションサービス機能
    3. エージェント
    
    ================================================================================
    上記の中から1つ選択してください。[?,q]
    =>
  7. インストールの確認画面が表示されます。

    インストールを続行する場合は[y]を、終了する場合は[n]を入力します。

    Systemwalker Service Catalog Manager Install Wizard
    製品名 : Systemwalker Service Catalog Manager
    バージョン : V14.1.0
    会社名 : 富士通株式会社
    インストールを開始しますか?
    [y,n]
    =>

管理サーバの設定

管理サーバのFQDNまたはIPアドレスを入力します。
FQDNまたはIPアドレスを256文字以内で指定します。127.0.0.1を入力しないでください。必ず入力してください。

=== [ 管理サーバの設定 ] ===
管理サーバのFQDNまたはIPアドレスを入力してください。
=>

Interstage Application Serverの設定

  1. Java EEの管理ユーザ名を入力します。

    アプリケーションサービス機能で利用するInterstage Application ServerのJava EEの管理ユーザ名を入力します。必ず入力してください。

    === [ Interstage Application Serverの設定 ] ===
    アプリケーションサービス機能で利用するInterstage Application ServerのJava EEの管理ユーザ名を入力してください。
    =>
  2. Java EEのパスワードを入力します。

    アプリケーションサービス機能で利用するInterstage Application ServerのJava EEのパスワードを、8文字以上20文字以下で入力します。必ず入力してください。

    === [ Interstage Application Serverの設定 ] ===
    アプリケーションサービス機能で利用するInterstage Application ServerのJava EEのパスワードを入力してください。
    =>
    (パスワード再入力)
    =>
  3. Java EEの管理ポートを入力します。

    アプリケーションサービス機能で利用するInterstage Application Serverの管理ポートは1から65535の範囲で入力してください。

    === [ Interstage Application Serverの設定 ] ===
    アプリケーションサービス機能で利用するInterstage Application ServerのJava EEの管理ポートを入力してください。[ENTER:12000]
    =>
  4. HTTPサーバのポート番号を入力します。

    アプリケーションサービス機能で利用するInterstage Application ServerのHTTPサーバのポート番号は1から65535の範囲で入力してください。

    === [ Interstage Application Serverの設定 ] ===
    アプリケーションサービス機能で利用するInterstage Application ServerのHTTPサーバのポート番号を入力してください。[ENTER:80]
    =>

データベースの設定

アプリケーションサービス機能で利用するデータベースのポート番号を入力します。

ポート番号は1から65535の範囲で入力してください。

=== [ データベースの設定 ] ===
アプリケーションサービス機能で利用するデータベースのポート番号を入力してください。[ENTER:5442]
=>

メールの設定

  1. SMTPサーバのホスト名またはIPアドレスを入力します。

    ホスト名またはIPアドレスを256文字以内で指定します。

    === [ メールの設定 ] ===
    SMTPサーバのホスト名またはIPアドレスを入力してください。
    =>
  2. SMTPサーバのポート番号を入力します。

    ポート番号は1から65535の範囲で入力してください。

    === [ データベースの設定 ] ===
    SMTPサーバのポート番号を入力してください。[ENTER:25]
    =>
  3. 送信元メールアドレスを入力します。

    メール送信時の送信元(from)のメールアドレスを入力します。必ず入力してください。

    === [ メールの設定 ] ===
    送信元メールアドレスを入力してください。
    =>

インストールの設定内容の確認

インストールの設定内容を確認します。

表示されている設定内容でインストールを開始する場合は[y]を、インストールを中止する場合は[q]を、再設定する場合は、再設定する項目の番号を入力します。例えば、管理サーバのIPアドレスを再設定する場合は[1]を入力します。再度管理サーバの設定画面が表示されます。

=== [ インストール先ディレクトリ ] ===
プログラムの配置先(変更不可): /opt
設定ファイルの配置先(変更不可): /etc/opt
作業ファイルの配置先(変更不可): /var/opt
=== [ 管理サーバの設定 ] ===
1.管理サーバのFQDNまたはIPアドレス: 192.168.11.22
=== [ Interstage Application Serverの設定 ] ===
2.アプリケーションサービス機能で利用するInterstage Application ServerのJavaEEの管理ユーザ名: admin
3.アプリケーションサービス機能で利用するInterstage Application ServerのJavaEEのパスワード: ********
4.アプリケーションサービス機能で利用するInterstage Application ServerのJavaEEの管理ポート: 12000
5.アプリケーションサービス機能で利用するInterstage Application ServerのHTTPサーバのポート番号: 80
=== [ データベースの設定 ] ===
6. アプリケーションサービス機能で利用するデータベースのポート番号: 5442
=== [ メールの設定 ] ===
7.SMTPサーバのホスト名またはIPアドレス: 192.168.11.21
8.SMTPサーバのポート番号: 25
9.送信元のメールアドレス: mail@example.com


上記設定でインストールを開始してよろしいですか? 再設定を行う場合は項目番号を入力してください。
[y,q,number]]
=>

インストールの開始

インストールが開始します。

インストール処理中です。

再起動

管理サーバを再起動します。[y]を入力します。

Systemwalker Service Catalog Manager V14g をインストールしました。
今すぐ再起動しますか?
[y,n]
=>