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SystemwalkerService Catalog Manager V14g 導入ガイド
Systemwalker

8.1.1 Interstage証明書環境へのアクセス権限の設定【Linux】

Interstage証明書環境へのアクセスを許可する、所有グループを作成します。
ここではコマンドで所有グループを作成する例を示します。

  1. Interstage証明書環境の所有グループを作成します。

    以下の例では、所有グループをiscertgで作成しています。

    # groupadd iscertg

    注意

    Interstage証明書環境の構築時に作成した所有グループを、証明書取得申請書(CSR)の作成コマンド(scsmakeenv)の-gオプションに指定する必要があります。証明書取得申請書(CSR)の作成コマンドについては、“8.1.2 Interstage証明書環境の作成とSSL通信に使用する証明書の取得申請書の作成”を参照してください。

  2. 実行ユーザーをiscertgグループへ登録します。

    以下の例では、実行ユーザーをnobodyにしています。

    # usermod -G iscertg nobody

    注意

    Interstage証明書環境の所有グループに登録する実行ユーザーは、Interstage HTTP Serverの環境定義ファイル(httpd.conf)のUserディレクティブに設定されているユーザーを使用する必要があります。
    Systemwalker Service Catalog Managerに同梱されているInterstage Application Serverをインストールした場合は、nobodyが設定されています。