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SystemwalkerService Catalog Manager V14g 導入ガイド
Systemwalker

3.1.1 インストール前の作業

管理サーバにインストールする前に、以下の作業を行ってください。

インストール条件の確認

“解説書”の“第4章 動作環境”を参照して、インストールする環境がインストール条件を満たしていることを確認してください。

Webサーバ(FJapache)の停止

Interstage Application ServerのWebサーバ(FJapache)を停止します。
Webサーバの停止手順は以下のとおりです。

  1. Interstage管理コンソールを起動します。

    Interstage管理コンソールの起動手順は以下のとおりです。

    【Windows】

    [スタート]メニューから[すべてのプログラム]>[Interstage]>[Application Server]>[Interstage管理コンソール]を選択します。

    【Linux】

    1. Webブラウザを起動します。

    2. Interstage管理コンソールのURLを指定します。

      以下にURLの形式を示します。
      (SSL暗号化通信を使用しない場合)

      http://[ホスト名]:[ポート番号]/IsAdmin/

      (SSL暗号化通信を使用する場合)

      https://[ホスト名]:[ポート番号]/IsAdmin/

    3. Interstage管理コンソールにログインします。

  2. Webサーバ(FJapache)を停止します。

    [Interstage管理コンソール]>[Interstage Application Server]>[システム]>[サービス]>[Webサーバ]>[一覧]を選択します。

    FJapacheが起動されている場合は、停止してください。

システムパラメー【Linux】

インストールする前には、OSのシステムパラメーターのチューニングが必要です。以下の表の値を参考に、パラメーターのチューニングが正しく行われていることを確認してください。
なお、以下のInterstage Application Serverは、Webサーバが3台で、認証サーバがある環境を前提に記載しています。

ホスト名の確認【Windows

Systemwalker Service Catalog Managerの同梱製品であるInterstage Application Server、およびInterstage シングル・サインオンが正しく動作するため、ホスト名の設定が必要です。ホスト名を<システムドライブ>\Windows\System32\drivers\etc\hostsに記述するか、またはDNSによりホスト名の名前解決ができるように設定してください。

ホスト名の確認Linux】

Systemwalker Service Catalog Managerの同梱製品であるInterstage Application Server、およびInterstage シングル・サインオンが正しく動作するため、ホスト名の設定が必要です。ホスト名を/etc/hostsに記述するか、またはDNSによりホスト名の名前解決ができるように設定してください。

注意

/etc/hostsファイルにローカルホストを登録する場合、以下に注意してください。
“127.0.0.1”にローカルホスト名を設定する場合、必ずリモートから参照可能なIPアドレスを先に記述してください。または、“127.0.0.1”にはローカルホスト名を設定しないでください。
IPアドレスに、“10.10.10.10”をもつ、“remote01”というホスト名を設定する例を以下に示します。

10.10.10.10 remote01
127.0.0.1   remote01 localhost.localdomain localhost

システム時刻の設定

管理サーバおよび管理対象サーバのシステム時刻は、同じ時刻になるように設定してください。
時刻が異なる場合、運用ポータルおよびクラウドポータルの利用状況で正しい値を確認できません。

SMTPサーバの設定

Systemwalker Service Catalog Managerではメール機能を使用します。SMTPサーバの設定を行い、メールを使用できる環境を作成してください。