運用管理サーバ上のFTPを、以下の手順で設定します。
FTP サイトの状態を確認する
FTP サイトを作成する
FTP サイトを開始する
仮想ディレクトリを作成する
FTP サイトの状態を確認する
以下の手順で、運用管理サーバ上のFTP サイトの状態を確認します。
[管理ツール]-[インターネット インフォメーション サービス(IIS) マネージャ]を選択します。
[インターネット インフォメーション サービス(IIS) マネージャ]画面で、[FTP サイト]をクリックし、右画面で、ポート“21”を使用するFTP サイトがあるか、確認してください。
[管理ツール]-[インターネット インフォメーション サービス(IIS)6.0 マネージャ]を選択します。
[インターネット インフォメーション サービス(IIS)6.0 マネージャ]画面で、[FTP サイト]をクリックし、右画面で、ポート“21”を使用するFTP サイトがあるか、確認してください。
[管理ツール]-[インターネット インフォメーション サービス(IIS) マネージャ]を選択します。
[インターネット インフォメーション サービス(IIS) マネージャ]画面で、[サイト]をクリックし、[インターネット インフォメーション サービス(IIS) マネージャ]-[サイト]画面で、ポート“21”を使用するFTP サイトがあるか、確認してください。
FTP サイトを作成する
運用管理サーバ上に、ポート“21”を使用するFTP サイトがすでに存在する場合は、そのFTP サイトに対して、以下の設定を行ってください。
監視対象サーバからのFTP接続を許可する設定にする
アカウント“systemwalker”がホームディレクトリのパスを読み取りで接続できるように設定する
Windows Server 2008 R2の場合は、FTP サイトが自動開始される設定にする
ポート“21”を使用するFTP サイトがない場合は、以下の手順でFTP サイトを作成してください。
[管理ツール]-[インターネット インフォメーション サービス(IIS) マネージャ]を選択します。
[インターネット インフォメーション サービス(IIS) マネージャ] 画面で、[FTP サイト]を右クリックし、[新規作成]-[FTP サイト]を選択します。
[FTP サイトの作成ウィザード]画面で、[次へ]ボタンをクリックします。
[FTP サイトの作成ウィザード]-[FTP サイトの説明]画面で、以下の項目を設定し、[次へ]ボタンをクリックします。
項目 | 設定値 |
|---|---|
[説明] | 任意で設定可能ですが、本書では、以下を使用します。 “Systemwalker” |
[FTP サイトの作成ウィザード]-[IP アドレスとポートの設定]画面で、以下の項目を設定し、[次へ]ボタンをクリックします。
項目 | 設定値 |
|---|---|
[このFTPサイトTCP ポートを入力してください(規定値=21)] | “21” |
[FTP サイトの作成ウィザード]-[FTP ユーザーの分離]画面で、[ユーザーを分離しない]にチェックし、[次へ]ボタンをクリックします。
[FTP サイトの作成ウィザード]-[FTP サイトのホームディレクトリ]画面で、以下の項目を設定し、[次へ]ボタンをクリックします。
項目 | 設定値 |
|---|---|
[パス] | “C:\Inetpub\ftproot” |
[FTP サイトの作成ウィザード]-[FTP サイト アクセス許可]画面で、[読み取り]にチェックし、[次へ]ボタンをクリックします。
[FTP サイトの作成ウィザード]画面で、「FTP サイトの作成ウィザードは正常に完了しました。」が表示されていることを確認し、[完了]ボタンをクリックします。
→ FTP サイト“Systemwalker”が作成されます。
[管理ツール]-[インターネット インフォメーション サービス(IIS)6.0 マネージャ]を選択します。
[インターネット インフォメーション サービス(IIS)6.0 マネージャ] 画面で、[FTP サイト]を右クリックし、[新規作成]-[FTP サイト]を選択します。
[FTP サイトの作成ウィザード]画面で、[次へ]ボタンをクリックします。
[FTP サイトの作成ウィザード]-[FTP サイトの説明]画面で、以下の項目を設定し、[次へ]ボタンをクリックします。
項目 | 設定値 |
|---|---|
[説明] | 任意で設定可能ですが、本書では、以下を使用します。 “Systemwalker” |
[FTP サイトの作成ウィザード]-[IP アドレスとポートの設定]画面で、以下の項目を設定し、[次へ]ボタンをクリックします。
項目 | 設定値 |
|---|---|
[このFTPサイトのTCP ポートを入力してください(規定値=21)] | “21” |
[FTP サイトの作成ウィザード]-[FTP ユーザーの分離]画面で、[ユーザーを分離しない]にチェックし、[次へ]ボタンをクリックします。
[FTP サイトの作成ウィザード]-[FTP サイトのホームディレクトリ]画面で、以下の項目を設定し、[次へ]ボタンをクリックします。
項目 | 設定値 |
|---|---|
[パス] | “C:\Inetpub\ftproot” |
[FTP サイトの作成ウィザード]-[FTP サイト アクセス許可]画面で、[読み取り]にチェックし、[次へ]ボタンをクリックします。
[FTP サイトの作成ウィザード]画面で、「FTP サイトの作成ウィザードは正常に完了しました。」が表示されていることを確認し、[完了]ボタンをクリックします
→ FTP サイト“Systemwalker”が作成されます。
[管理ツール]-[インターネット インフォメーション サービス(IIS) マネージャ]を選択します。
[インターネット インフォメーション サービス(IIS) マネージャ]画面で、[サイト]を右クリックし、[FTP サイトの追加]を選択します。
[FTP サイトの追加]-[サイト情報]画面で、以下の項目を設定し、[次へ]ボタンをクリックします。
項目 | 設定値 |
|---|---|
[FTP サイト名] | 任意で設定可能ですが、本書では、以下を使用します。 “Systemwalker” |
[物理パス] | “C:\inetpub\ftproot” |
[FTP サイトの追加]-[バインドと SSL の設定]画面で、以下の項目を設定し、[次へ]ボタンをクリックします。
項目 | 設定値 |
|---|---|
[ポート] | “21” |
[FTP サイトを自動的に開始する] | チェックする |
[SSL] | [無し] |
[FTP サイトの追加]-[認証および承認の情報]画面で、以下の項目を設定し、[終了]ボタンをクリックします。
項目 | 設定値 |
|---|---|
[認証] | [基本] |
[アクセスの許可] | [すべてのユーザー] |
[アクセス許可] | [読み取り] |
→ FTP サイト”Systemwalker”が作成されます。
FTP サイトを開始する
以下の手順で、運用管理サーバ上のFTP サイトを開始します。
[管理ツール]-[インターネット インフォメーション サービス(IIS) マネージャ]を選択します。
[インターネット インフォメーション サービス(IIS) マネージャ]画面で、[FTP サイト]をクリックし、ポート“21”を使用するFTP サイトの[状況]を確認してください。[状況]が [実行中]の場合は、3.の手順は不要です。
ポート“21”を使用するFTP サイトを右クリックし、[開始]を選択します。
→[状況]が[実行中]になっていることを確認してください。
[管理ツール]-[インターネット インフォメーション サービス(IIS)6.0 マネージャ]を選択します。
[インターネット インフォメーション サービス(IIS)6.0 マネージャ]画面で、[FTP サイト]をクリックし、ポート“21”を使用するFTP サイトの[状況]を確認してください。[状況]が [実行中]の場合は、3.の手順は不要です。
ポート “21”を使用するFTP サイトを右クリックし、[開始]を選択します。
→[状況]が[実行中]になっていることを確認してください。
[管理ツール]-[インターネット インフォメーション サービス(IIS) マネージャ]を選択します。
[インターネット インフォメーション サービス(IIS) マネージャ]画面で、[サイト]をクリックし、ポート“21”を使用するFTP サイトの[状態]を確認してください。[状態]が [開始済み(ftp)]の場合は、3.の手順は不要です。
ポート“21”を使用するFTP サイトを右クリックし、[FTP サイトの管理]-[開始]を選択します。
→[状態]が[開始済み(ftp)]になっていることを確認してください。
仮想ディレクトリを作成する
以下の手順で、運用管理サーバ上の仮想ディレクトリを作成します。
仮想ディレクトリは、ポート“21”を使用するFTP サイトに作成してください。
[管理ツール]-[インターネット インフォメーション サービス(IIS) マネージャ]を選択します。
[インターネット インフォメーション サービス(IIS) マネージャ]画面で、ポート“21”を使用するFTP サイトを右クリックし、[新規作成]-[仮想ディレクトリ]を選択します。
[仮想ディレクトリの作成ウィザード]-[仮想ディレクトリの作成ウィザード開始]画面で、[次へ]ボタンをクリックします。
[仮想ディレクトリの作成ウィザード]-[仮想ディレクトリ エイリアス]画面で、以下の項目を設定し、[次へ]ボタンをクリックします。
項目 | 設定値 |
|---|---|
[エイリアス] | “systemwalker_mpopals” |
[仮想ディレクトリの作成ウィザード]-[FTP サイトのコンテンツのディレクトリ]画面で、以下の項目を設定し、[次へ]ボタンをクリックします。
項目 | 設定値 |
|---|---|
[パス] | “C:\Systemwalker\MPWALKER.DM\mpopals\ftp” |
[仮想ディレクトリの作成ウィザード]-[仮想ディレクトリのアクセス許可]画面で、[読み取り]にチェックをし、[次へ]ボタンをクリックします。
[仮想ディレクトリの作成ウィザード]画面で、「仮想ディレクトリの作成ウィザードは正常に完了しました。」が表示されていることを確認し、 [完了]ボタンをクリックします。
→ 仮想ディレクトリ“systemwalker_mpopals”が作成されます。
[管理ツール]-[インターネット インフォメーション サービス(IIS)6.0 マネージャ]を選択します。
[インターネット インフォメーション サービス(IIS)6.0 マネージャ]画面で、ポート“21”を使用するFTP サイトを右クリックし、[新規作成]-[仮想ディレクトリ]を選択します。
[仮想ディレクトリの作成ウィザード]-[仮想ディレクトリの作成ウィザードの開始]画面で、[次へ]ボタンをクリックします。
[仮想ディレクトリの作成ウィザード]-[仮想ディレクトリ エイリアス]画面で、以下の項目を設定し、[次へ]ボタンをクリックします。
項目 | 設定値 |
|---|---|
[エイリアス] | “systemwalker_mpopals” |
[仮想ディレクトリの作成ウィザード]-[FTP サイトのコンテンツのディレクトリ]画面で、以下の項目を設定し、[次へ]ボタンをクリックします。
項目 | 設定値 |
|---|---|
[パス] | “C:\Systemwalker\MPWALKER.DM\mpopals\ftp” |
[仮想ディレクトリの作成ウィザード]-[仮想ディレクトリのアクセス許可]画面で、[読み取り]にチェックをし、[次へ]ボタンをクリックします。
[仮想ディレクトリの作成ウィザード]画面で、「仮想ディレクトリの作成ウィザードは正常に完了しました。」が表示されていることを確認し、[完了]ボタンをクリックします。
→ 仮想ディレクトリ“systemwalker_mpopals”が作成されます。
[サービス管理]-[インターネット インフォメーション サービス(IIS) マネージャ]を選択します。
[インターネット インフォメーション サービス(IIS) マネージャ] 画面で、ポート“21”を使用するFTP サイトを右クリックし、[仮想ディレクトリの追加]を選択します。
[仮想ディレクトリの追加]画面で、以下の項目を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
項目 | 設定値 |
|---|---|
[エイリアス] | “systemwalker_mpopals” |
[物理パス] | “C:\Systemwalker\MPWALKER.DM\mpopals\ftp” |
→ 仮想ディレクトリ“systemwalker_mpopals”が作成されます。
