アップデートサイトからインターネット接続端末にダウンロードした修正および修正適用管理簿設定ファイルを適用する手順を説明します。
修正を適用するときは、“リリースノート”および“READMEファイル”参照し、修正適用時の注意事項をよく理解した上で適用処理を行ってください。
修正を適用する
[ソフトウェア修正管理]画面で選択した修正を適用する場合に、以下の手順を行います。
以下の手順を実行するスクリプトを作成し、事前に資源配付などを使用して各管理対象サーバに配付しておくと、適用処理が簡略化されます。
修正を適用したいサーバにログインします。
修正が配付されたディレクトリに移動します。
Windows版の場合
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpcompcl\MPCMINST\PATCH\FJMW\APL |
Solaris/Linux版の場合
/var/opt/FJSVsivag/sivag/PATCH/FJMW/APL |
修正を適用します。
サーバ上で、UpdateAdvisor(ミドルウェア)のコマンド(uam add)を起動します。
Windows版の場合
uam add -d <ディレクトリ名> [-i <修正番号>] |
ディレクトリ名
Windowsの場合: <Systemwalkerインストール先>\mpwalker.dm\mpcompcl\MPCMINST\PATCH\FJMW\APL
UNIXの場合: /var/opt/FJSVsivag/sivag/PATCH/FJMW/APL
UNIX版の場合
/opt/FJSVfupde/bin/uam add -i T000123SP-01 -d /var/opt/FJSVsivag/sivag/PATCH/FJMW/APL |
適用方法は、“アップデートサイトのホームページ”を参照してください。修正適用時、サーバにインストールされているUpdateAdvisor(ミドルウェア)よりも新しいバージョンレベルの自己アップデートモジュールが配付されている場合、新しいバージョンレベルのUpdateAdvisor(ミドルウェア)が自動的にインストールされます。
インターネット接続端末上にある「出力先ディレクトリ」は、使用する必要がない場合は削除してください。
修正が配付されたディレクトリ
配付した修正は以下のディレクトリに配置されます。
Windows版の場合
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpcompcl\MPCMINST\PATCH\FJMW
修正配付先ディレクトリ | ファイル名 | 説明 |
---|---|---|
APL | *.slc/*.txt | 修正モジュールファイル |
*prdchk.slc | 修正適用管理簿設定ファイル | |
APL\windows | *.* | UpdateAdvisor自己アップデートモジュール |
Solaris/Linux版の場合
/var/opt/FJSVsivag/sivag/PATCH/FJMW
修正配付先ディレクトリ | ファイル名 | 説明 |
---|---|---|
APL | *.Z/*.txt | 修正モジュールファイル |
*prdchk.tar.Z | 修正適用管理簿設定ファイル | |
APL/<pltformname> | *.* | UpdateAdvisor自己アップデートモジュール |
<pltformname>は以下のようになります。
Solarisの場合 : solaris
Linuxの場合 : linux
Linux for Itaniumの場合 : linux64
修正適用管理簿設定ファイルを適用する
修正の適用対象としているサーバに、新しく富士通ミドルウェア製品をインストールした場合に、以下の操作を行います。
[ソフトウェア修正管理]画面で、[操作]メニューの[修正適用管理簿設定ファイルの配付]を選択します。
[修正適用管理簿設定ファイルの配付]ダイアログボックスが表示されます。
配付先のサーバ、またはグループを選択して[実行]ボタンをクリックすると、修正適用管理簿設定ファイルが各サーバに配付されます。
修正適用管理簿設定ファイルを適用したいサーバにログインします。
修正適用管理簿設定ファイルが配付されたディレクトリに移動します。
Windows版の場合
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpcompcl\MPCMINST\PATCH\FJMW\APL |
Solaris/Linux版の場合
/var/opt/FJSVsivag/sivag/PATCH/FJMW/APL |
修正適用管理簿設定ファイルを適用します。
サーバ上で、UpdateAdvisor(ミドルウェア)のコマンドを起動します。適用方法は、“アップデートサイトのホームページ”を参照してください。
インターネット接続端末上にある「出力先ディレクトリ」は、使用する必要がない場合は削除してください。