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Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド
Interstage

D.1.6 CMP1.1のDBカラムにマッピングするCMF選択機能

CMP1.1 Entity Beanでは、カラムにマッピングする永続化フィールド(CMF)を選択することができます。テーブルのカラムやEntity BeanのCMFの構成を変更せずに、マッピングの定義を変更するだけで運用できます。

以下の図のように、DBカラムのうち"ID"と"NAME"だけ利用したい場合も"ID"と"AGE"だけ利用したい場合もアプリケーションやテーブルを変更することなく、マッピング定義を変更するだけで運用することができます。

定義方法

マッピングするCMFとテーブルのカラム名のみマッピングの定義をすることで、CMP1.1のDBカラムにマッピングするCMFを選択できます。CMFとDBカラム名の定義はInterstage CMP Mappings deployment descriptor (sun-cmp-mappings.xml)の以下のタグを編集してください。

定義方法については、「3.2.3.3 Interstage EJB application deployment descriptor (sun-ejb-jar.xml)」を参照してください。

定義例

id,name,ageの3つのCMFのうち、idとnameをテーブルのカラムIDとNAMEにマッピングし、ageをテーブルカラムにマッピングしない場合、以下のように定義します。

       <cmp-field-mapping>
          <field-name>id</field-name>
          <column-name>ID</column-name>
       </cmp-field-mapping>
       <cmp-field-mapping>
          <field-name>name</field-name>
          <column-name>NAME</column-name>
       </cmp-field-mapping>

注意

  • 本機能を使用する場合、検証オプションを指定せずに配備してください。検証オプションを指定して配備処理を行うと、エラーメッセージが出力し配備に失敗します。

  • プライマリキーとして定義されているCMFとDBカラムをマッピングしない場合、配備に失敗します。プライマリキーとなるCMFとDBカラムは必ずマッピングしてください。