ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド
Interstage

4.15.5 PowerGres Plus JDBCドライバ(Type4)

環境変数の設定

設定する環境変数の設定項目と、動作環境ごとの設定方法は以下のとおりです。

設定項目

PowerGres Plusを動作させるために、以下を設定してください。

設定項目

クライアントのバージョン

パス名

クラスパス

PowerGres Plus V2

PowerGres Plus V2クライアントインストールディレクトリ\share\java\jdbc3\postgresql.jar

PowerGres Plus V5

PowerGres Plus V5クライアントインストールディレクトリ\share\java\postgresql_jdbc3.jar


設定項目

クライアントのバージョン

パス名

クラスパス

PowerGres Plus V2

PowerGres Plus V2クライアントインストールディレクトリ/share/java/jdbc3/postgresql.jar

PowerGres Plus V5

PowerGres Plus V5クライアントインストールディレクトリ/share/java/postgresql_jdbc3.jar

注)PowerGres PlusはJDBC 4.0をサポートしないため、JDBC 4.0固有のAPIは使用できません。そのため、PowerGres Plus を使用する場合、JDK/JRE 5.0を利用してください。

接続プールの設定

接続プールの設定に以下を指定してください。
リソースタイプにはデータソースクラスが実装するインタフェースを指定してください。

パラメタ

指定値

名前

任意の値

リソースタイプ

以下のいずれかを指定してください。

  • javax.sql.DataSource

  • javax.sql.ConnectionPoolDataSource

データベースベンダー

PostgreSQL (注1)

データソースクラス名

以下のいずれかを指定してください。

  • org.postgresql.ds.PGSimpleDataSource

  • org.postgresql.ds.PGPoolingDataSource

  • org.postgresql.ds.PGConnectionPoolDataSource

  • org.postgresql.jdbc3.Jdbc3SimpleDataSource

  • org.postgresql.jdbc3.Jdbc3ConnectionPool (注2)

注1) データベースベンダーは、Interstage Java EE管理コンソールから接続プールを作成するときにだけ指定してください。

注2)データソースクラスorg.postgresql.jdbc3.Jdbc3ConnectionPoolではdefaultAutoCommitがデフォルトでfalseに設定されています。以下のいずれかの方法でトランザクションがコミットされるように設定してください。

指定するデータソースクラス名はPowerGres Plusのバージョンにより以下のように変更する必要があります。

データベースバージョン

リソースタイプ

データソースクラス名

PowerGres Plus V5.0

javax.sql.DataSource

org.postgresql.ds.PGSimpleDataSource
org.postgresql.ds.PGPoolingDataSource

javax.sql.XADataSource

javax.sql.ConnectionPoolDataSource

org.postgresql.ds.PGConnectionPoolDataSource

PowerGres Plus V2.1/2.0

javax.sql.DataSource

org.postgresql.jdbc3.Jdbc3SimpleDataSource

javax.sql.XADataSource

javax.sql.ConnectionPoolDataSource

org.postgresql.jdbc3.Jdbc3ConnectionPool

注) PostgreSQLは分散トランザクションをサポートしないため、分散トランザクション機能を使用する場合は、PostgreSQLは使用できません。

プロパティ

以下に指定できるプロパティを説明します。説明されているプロパティ以外は編集する必要はありません。指定するプロパティの詳細は、JDBCドライバのマニュアルを参照してください。

プロパティ名

user

ユーザIDを指定してください。

password

パスワードを指定してください。

databaseName

データベースの名前を指定してください。

serverName

データベースサーバのIPアドレスを指定してください。

portNumber

ポート番号をデフォルトから変更した場合、変更したポート番号を指定してください。