Interstage V10.0から定義項目「SFSB(Stateful Session Bean)持続性のタイプ」が公開されました。この定義項目でStateful Session BeanのBeanインスタンスの情報をファイルシステムに格納する・しないを選択できます。デフォルト値はBeanインスタンスの情報をファイルシステムに格納しない「none」です。
Interstage Java EE V9.3以前ではInterstage Java EE V10.0でSFSB持続性のタイプに「file」を設定した場合と同じ動きとなります。SFSB持続性のタイプに「file」設定するとBeanインスタンスの情報をファイルシステムに格納します。
SFSB持続性のタイプの詳細については“チューニングガイド”の“Enterprise Beanインスタンスのキャッシング”を参照してください。
注意
Interstage Application Server V9.3以前の資産をInterstage Application Server V10に移行する場合は以下に注意してください。
V9.3以前から移行したIJServerクラスタのSFSB持続性のタイプの設定値が「file」となります。