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Interstage Application Server/Interstage Web Server 移行ガイド
Interstage

4.6.1 Stateful Session Bean

Interstage V10.0から定義項目「SFSB(Stateful Session Bean)持続性のタイプ」が公開されました。この定義項目でStateful Session BeanのBeanインスタンスの情報をファイルシステムに格納する・しないを選択できます。デフォルト値はBeanインスタンスの情報をファイルシステムに格納しない「none」です。

Interstage Java EE V9.3以前ではInterstage Java EE V10.0でSFSB持続性のタイプに「file」を設定した場合と同じ動きとなります。SFSB持続性のタイプに「file」設定するとBeanインスタンスの情報をファイルシステムに格納します。

SFSB持続性のタイプの詳細については“チューニングガイド”の“Enterprise Beanインスタンスのキャッシング”を参照してください。

注意

Interstage Application Server V9.3以前の資産をInterstage Application Server V10に移行する場合は以下に注意してください。

  • V9.3以前から移行したIJServerクラスタのSFSB持続性のタイプの設定値が「file」となります。