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Interstage Application Server/Interstage Web Server 移行ガイド
Interstage

2.5 J2EEプロパティ

J2EE機能の場合

J2EEプロパティでは、以下の項目を設定できます。

Java EE機能の場合

Java EE機能でも、J2EE機能と同等の設定項目を提供していますが、以下のように設定方法が異なります。

■比較表

J2EE機能

Java EE機能

説明

機能名/定義名

定義方法

機能名/定義名

定義方法

クラスパス

■Interstage管理コンソール

システム > クラスパス

■コマンド

IJServer定義ファイルの以下のタグで指定します。

<System><ClassPaths>

クラスパス

■Interstage Java EE管理コンソール

設定> [設定名]> JVM設定> パス設定> クラスパスのサフィックス

■コマンド

asadmin setサブコマンドで以下の定義項目を更新します。

[IJServerクラスタ名].java-config.classpath-suffix

  • アプリケーションが動作時に使用するクラスパスを指定します。

  • Java EEのPing機能で利用するクラスパスは、DAS(server-config)に対して設定します。

パス

■Interstage管理コンソール

システム > パス

■コマンド

IJServer定義ファイルの以下のタグで指定します。

<System><Paths>

パス

-

  • アプリケーションが動作時に使用するパスを指定します。

  • Java EEでは、Interstage Java EE Node Agentサービス起動時のシステムの環境変数で指定します。

ライブラリパス

■Interstage管理コンソール

システム > ライブラリパス

■コマンド

IJServer定義ファイルの以下のタグで指定します。

<System><LibraryPaths>

ライブラリパス

-

  • アプリケーションが動作時に使用するライブラリパスを指定します。

  • Java EEでは、Interstage Java EE Node Agentサービス起動時のシステムの環境変数で指定します。

JavaVMオプション

■Interstage管理コンソール

システム > JavaVMオプション

■コマンド

IJServer定義ファイルの以下のタグで指定します。

<System><JavaCommandOptions>

JVMオプション

■Interstage Java EE管理コンソール

設定> [設定名]> JVM設定> JVMオプション

■コマンド

asadmin create-jvm-options/delete-jvm-optionsサブコマンドでJVMオプションの追加・削除を行います。

  • Javaコマンドに指定するオプションを指定します。

  • Java EEのPing機能で利用するJVMオプションは、DAS(server-config)に対して設定します。

J2EE共通ディレクトリ

■Interstage管理コンソール

システム > J2EE共通ディレクトリ

■コマンド

IJServer定義ファイルの以下のタグで指定します。

<System><J2EECommonDirectory>

Java EE共通ディレクトリ

■コマンド

ijinitコマンドの-commondirオプションで指定します。

  • Java EE機能では、インストール時、または、ijinitコマンドによるJava EE運用環境の初期化時に変更できます。