J2EE機能の場合
J2EEプロパティでは、以下の項目を設定できます。
JDBCのデータソース関連定義
Oracleのデータソースを新規作成する場合に、.bindingsファイルを作成するために必要なクラスパスを設定することができます。
ここで設定した内容は、DB接続テスト機能使用時およびIJServer運用時に有効になります。
J2EE共通ディレクトリ
J2EEの配備資産を格納するディレクトリを指定できます。
Java EE機能の場合
Java EE機能でも、J2EE機能と同等の設定項目を提供していますが、以下のように設定方法が異なります。
JDBCのデータソース関連定義
J2EE機能のDB接続テストに代わる機能として、Java EE機能では、Ping機能を提供しています。
Ping機能は、Interstage Java EE DAS(以降、DAS)サービスで動作するため、関連する設定はDASへ反映します。
また、IJServerクラスタ上で動作するデータソースで利用するクラスパスについては、各IJServerクラスタで設定します。
Java EE共通定義
Java EEの配備資産を格納するディレクトリを指定できます。
J2EE機能とは異なり、インストール時、または、Java EE運用環境の初期化時のみ変更できます。
■比較表
J2EE機能 | Java EE機能 | 説明 | ||
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機能名/定義名 | 定義方法 | 機能名/定義名 | 定義方法 | |
クラスパス | ■Interstage管理コンソール システム > クラスパス ■コマンド IJServer定義ファイルの以下のタグで指定します。 <System><ClassPaths> | クラスパス | ■Interstage Java EE管理コンソール 設定> [設定名]> JVM設定> パス設定> クラスパスのサフィックス ■コマンド asadmin setサブコマンドで以下の定義項目を更新します。 [IJServerクラスタ名].java-config.classpath-suffix |
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パス | ■Interstage管理コンソール システム > パス ■コマンド IJServer定義ファイルの以下のタグで指定します。 <System><Paths> | パス | - |
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ライブラリパス | ■Interstage管理コンソール システム > ライブラリパス ■コマンド IJServer定義ファイルの以下のタグで指定します。 <System><LibraryPaths> | ライブラリパス | - |
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JavaVMオプション | ■Interstage管理コンソール システム > JavaVMオプション ■コマンド IJServer定義ファイルの以下のタグで指定します。 <System><JavaCommandOptions> | JVMオプション | ■Interstage Java EE管理コンソール 設定> [設定名]> JVM設定> JVMオプション ■コマンド asadmin create-jvm-options/delete-jvm-optionsサブコマンドでJVMオプションの追加・削除を行います。 |
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J2EE共通ディレクトリ | ■Interstage管理コンソール システム > J2EE共通ディレクトリ ■コマンド IJServer定義ファイルの以下のタグで指定します。 <System><J2EECommonDirectory> | Java EE共通ディレクトリ | ■コマンド ijinitコマンドの-commondirオプションで指定します。 |
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