ここでは、Interstage運用APIを使用した場合のトラブル事例およびその対処について説明します。
なお、Interstage運用APIの使用方法については、“OLTPサーバ運用ガイド”の“Interstage運用API”を参照してください。
注意
Interstage運用APIは、Interstage Application Server Enterprise Editionにおいてカスタムインストールで以下の機能のいずれかをインストールした場合に使用できます。
マルチ言語サービス
J2EE互換
Interstage運用APIは、使用できません。
Interstage運用APIを使用したプログラムのコンパイル・リンクに失敗する
Interstage運用APIは、C言語インタフェースのみサポートされています。
Interstage運用APIを使用するプログラムが、C言語以外の言語で、記述されている可能性があります。
プログラムを、C言語以外の言語で記述している場合には、C言語で記述するようにしてください。
Interstage運用APIが正しく動作しない
Interstage運用APIが、マルチスレッドで動作するプロセス上で、複数のスレッドから同時に発行されている可能性があります。
Interstage運用APIは、複数スレッドからの同時発行に対応していませんので、同時に発行されないような制御を行うように、プログラムを修正してください。