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Interstage Application Server/Interstage Web Server メッセージ集
Interstage

108.1 Interstage管理コンソールのログ

Interstage管理コンソールのログは、以下のファイルに採取されます。


出力先


C:\Interstage\gui\trc\isadmin_logon0.log
C:\Interstage\gui\trc\isadmin_logon1.log(注)

/var/opt/FJSVisgui/trc/isadmin_logon0.log
/var/opt/FJSVisgui/trc/isadmin_logon1.log(注)

注)一定量ロギングされたときに作成される退避ファイルです。


出力内容

Interstage管理コンソールのログファイルには、Interstage管理コンソールの以下のログが出力されます。

出力されるログの形式は、次のとおりです。

ddd mmm DD HH:MM:SS YYYY ログ本文

ddd mmm DD HH:MM:SS YYYY

ログの出力時刻を出力します。

ログ本文

ログ本文を出力します。出力する内容は、以下のとおりです。

  • ログイン成功時:
    [%s1] 21064: Logon was succeed. USER=%s2

  • ログイン失敗時:
    [%s1] 21065: Logon was failed. USER=%s2

  • ログアウト時:
    [%s1] 21066: Logout was successful. USER=%s2

  • タイムアウト時:
    [%s1] 21066: Logout occurred because of a timeout. USER=%s2

上記のログ本文中の可変情報は、以下のとおりです。
  %s1:リモートアドレス
  %s2:ログインユーザ名

システム管理者は、定期的にこのログファイルを監視し、同一マシン上より頻繁にアクセスがある場合には、Interstage管理コンソール用のWebサーバの定義を変更し、特定ホスト(IPアドレス)からだけのアクセスを許可するように定義変更できます。特定ホストの定義方法の詳細については、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”を参照してください。


出力条件のカスタマイズ

Interstage管理コンソールのログファイルは、以下のファイルでカスタマイズを行います。


C:\Interstage\gui\etc\config

/etc/opt/FJSVisgui/config

“Logon Trace Flag:数字”(注)と記述されている行の“数字”の箇所を、0、1、2のいずれかで書き換え、ファイルを保存します。設定値による動作は、以下のとおりです。
  0: ログ出力を行いません。
  1: ログインがエラーとなった場合にログを出力します。
  2: 正常時、エラー時ともにログを出力します。
  デフォルトでは、1が設定されます。

注)“Logon Trace Flag:数字”の‘:(コロン)’の前後には、空白を記述できません。

なお、configファイルを編集した場合、次のログオン操作から変更が反映されます。