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Interstage Application Server/Interstage Web Server メッセージ集
Interstage

80.23.20 od20020

OD: ERROR: od20020:InterfaceRepository system error.(C) :%s1:%s2:%s3:%s4:%s5:%s6
OD: エラー
: od20020:インタフェースリポジトリ(C)でシステム例外を検出しました。:%s1:%s2:%s3:%s4:%s5:%s6

可変情報

%s1:ファイル名
%s2:行番号
%s3:メソッド名
%s4:CORBAサービスのメソッド名
%s5:例外情報
%s6:リポジトリID

意味

CORBAサービスから%s5の例外が通知されました。
注)インタフェースリポジトリはCORBAサーバアプリケーションであるため、CORBAサービスの例外が発生することがあります。

システムの処理

処理を中止します。

ユーザの対処

以下の対処を行ってください。

  • CORBAサービスのメソッド名%s4が“CORBA_ORB_init”である場合、CORBAサービスが正常に起動されていない可能性があります。インタフェースリポジトリ起動時に、CORBAサービスが正常に起動されているかを確認してください。以下を参照し、本メッセージの前に情報メッセージ“80.4.2 od10002”が出力されている場合、CORBAサービスは正常に起動されています。


    -イベントビューアのアプリケーションログ


    -システムログ(/var/adm/messages)


    -システムログ(/var/log/messages)


    CORBAサービスが正常に起動されていない場合、クラスタシステム運用における、状態遷移プロシジャの内容に誤りがある可能性があります。状態遷移プロシジャにおいて、CORBAサービスの停止中または起動処理中にインタフェースリポジトリを起動している場合は、CORBAサービスの起動完了後にインタフェースリポジトリを起動するように修正してください。

  • インタフェースリポジトリの起動時に、CORBAサービスのメソッド名%s4が“FJ_ImplementationRep_lookup_id”、かつ例外情報%s5が“IDL:FJ/NameDoesntExist:1.0”で、本メッセージが出力された場合、インタフェースリポジトリがインプリメンテーションリポジトリに登録されていません。インタフェースリポジトリをローカルホストで使用する設定で環境設定を実行後、再度インタフェースリポジトリを起動してください。

  • インタフェースリポジトリの起動時に、CORBAサービスのメソッド名%s4が“CORBA_Repository_get_primitives”、かつ例外情報%s5が“IDL:CORBA/StExcep/NO_RESOURCE:1.0 minor=0x464a0923”で、本メッセージが出力された場合、CORBAサービスで実行可能なプロセス数を超過した可能性があります。configファイルのmax_processesの設定値を確認してください。max_processesの設定値が正しい場合は、CORBAサービスの環境が破壊された可能性があります(インタフェースリポジトリの起動に必要なモジュールが見つかりません)。CORBAサービスを再度インストールしてください。


  • インタフェースリポジトリ起動時に、CORBAサービスのメソッド名%s4が“CORBA_BOA_impl_is_ready”、かつ例外情報%s5が“IDL:CORBA/StExcep/NO_RESOURCES:1.0 minor=0x464a0073”で、本メッセージが出力された場合、すでに同じ標準インタフェースまたはValueインタフェースのインタフェースリポジトリサービスが起動されています。すでに同じインタフェースのインタフェースリポジトリサービスが起動されている場合は、同時に起動できません。

  • 上記の要因に該当しない場合で、かつ例外情報%s5が“InterfaceRepository_Err”である場合は、インタフェースリポジトリの登録情報に矛盾が発生している可能性があります。エラー情報を控え、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
    上記の要因に該当しない場合で、かつ例外情報%s5が“InterfaceRepository_Err”以外である場合は、“第90章 CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照して要因を取り除いてください。

例外情報による対処が困難な場合は、エラー情報を控え、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。