可変情報
%s1:IPアドレス
%s2:エラー情報
意味
管理対象サーバの業務LANのIPアドレスに対応するホスト名の取得に失敗しました。
システムの処理
処理を中止します。
ユーザの対処
業務LANのIPアドレスに対応したホスト名が設定されていません。業務LANのIPアドレスに対応するホスト名の設定は、管理対象サーバのhostsファイルに登録します。以下のhostsファイルに業務LANのIPアドレスとホスト名の宣言を追加してください。
Windowsインストールフォルダ\system32\drivers\etc\hosts
/etc/hosts
ホスト名には、以下の文字を使用してください。
以下の文字で構成される64文字以内の英字または数字("A"~"Z"、 "a"~"z"、 "0"~"9")から始まる文字列。
アルファベット大文字("A"~"Z")
アルファベット小文字("a"~"z")
数字("0"~"9")
ハイフン("-")
ピリオド(".")
最後の文字に、ハイフン(-)、またはピリオド(.)は設定できません。
64バイト以内の文字列
IPアドレスに対応するホスト名をhostsファイルに定義する場合は、他のIPアドレスに関連付けされたホスト名を定義しないでください。
hostsファイルに宣言を追加した後、Interstage JMXサービスの再起動を行ってください
宣言を追加した後、pingコマンドによりホスト名が解決されているか確認してください。
■Linuxのhostsファイルについて
Linuxでは、マシンのホスト名とループバックアドレス(127.0.0.1)との関連付けが/etc/hostsに宣言されていることがあります。
マシンのホスト名が”host1”であった場合は、以下のようにhostsファイルに記述されています。
127.0.0.1 host1 localhost.localdomain localhost |
Linuxの管理対象サーバの/etc/hostsファイルにループバックアドレス(127.0.0.1)とホスト名が定義されている場合は、以下のいずれかの対処をおこなった後に、Interstage JMXサービスの再起動をおこなってください。
ループバックアドレス(127.0.0.1)に定義されているホスト名を削除する。
以下に、記述例を示します。
127.0.0.1 localhost.localdomain localhost |
業務LANのIPアドレスとホスト名の定義をループバックアドレス(127.0.0.1)の定義の上に記述する。
以下に、業務LANのIPアドレスが”10.124.35.41”でホスト名が”host1”の場合の記述例を示します。
10.124.35.41 host1 |
■Interstage JMXサービスの再起動手順
Interstage JMXサービスは、以下の手順で再起動します。
“Interstage Operation Tool”サービスを再起動します。
isjmxstopコマンドでInterstage JMXサービスを停止し、その後、isjmxstartコマンドでInterstage JMXサービスを起動します。
ホスト名の設定の詳細については、”マルチサーバ運用ガイド”の“サイトの構築”を参照してください。