意味
指定した管理対象サーバはすでにサイトへ所属しているか、または、サイトの資源が残存しているため、サイトへの追加に失敗しました。
システムの処理
処理を中止します。
ユーザの対処
以下の対処のいずれかを行ってください。
サイトに所属していない管理対象サーバを選択して再度実行してください。
指定した管理対象サーバはサイトからの強制削除が行われたあとに、isleavesiteコマンドが実行されていない可能性があります。isleavesiteコマンドが実行されていない場合は、isleavesiteコマンドを使用してサイトから強制的に削除し、その後、再度操作を実行してください。
管理対象サーバのサイト追加処理中に、以下の原因で発生する可能性があります。この場合は、isleavesiteコマンドを使用して、指定した管理対象サーバをサイトから強制的に削除し、その後、再度操作を実行してください。
クラスタ環境で管理サーバの切り替えが行われた。
管理サーバのマシンのシャットダウン、またはディスクの故障などで異常が発生した。
isleavesiteコマンドに関しては、“リファレンスマニュアル（コマンド編）”を参照してください。また、管理サーバ異常時の復旧方法については、“運用ガイド(基本編)”を参照してください。
また、Systemwalker Resource Coordinator連携の利用時に出力された場合は、以下の対処を行ってください。
サーバグループへのサーバ追加が失敗した場合は、サーバグループからサーバを削除し、異常原因を取り除いて再度サーバ追加を実行してください。異常原因は、Systemwalker Resource Coordinator連携用のログファイルを参照して、確認してください。詳細については、“マルチサーバ運用ガイド”の“プロビジョニング機能（Systemwalker Resource Coordinator連携）”を参照してください。
前回のサーバグループへのサーバ追加に失敗し、再度サーバ追加を実行した場合に本メッセージが出力されることがあります。この時、サーバ追加の処理が成功している場合は、対処が不要です。サーバ追加処理の成功は、Systemwalker Resource Coordinator連携用のログファイルにis31352メッセージが出力されていることで確認できます。また、Systemwalker Resource Coordinatorのステータスなどを参照することでも確認できます。
