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Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド(データベース連携サービス編)
Interstage

4.1 サーバアプリケーションの構成

サーバアプリケーションの構成を以下に示します。



初期化処理部

CORBAサービスおよびデータベースのアクセスに関する初期化を行います。


ユーザサービス処理部

ユーザがデータベースへのアクセスを実施する処理です。


スケルトン/インタフェース/Helper/Holderクラスファイル

IDLcコマンドでIDLファイルをコンパイルして作成したスケルトンクラスファイル、インタフェースクラスファイル、Helperクラスファイル、およびHolderクラスファイルです。


サーバ管理クラスライブラリ

トランザクション管理をサポートするライブラリです。


XA連携用プログラム

XAインタフェースとの連携用プログラムです。標準的なXA連携用プログラムを提供しています。必要に応じて使用してください。
標準的なXA連携用プログラムを使用しない場合は、otsmkxapgmコマンドでリソースの種別ごとに作成します。1つのアプリケーションから複数のリソースへアクセスするような場合は、リソースごとのxa_switch_t構造体を指定して1つのXA連携用プログラムを作成することもできます。xa_switch_t構造体の詳細についてはデータベースのマニュアルを、otsmkxapgmコマンドの詳細については「リファレンスマニュアル(コマンド編)」の「アプリケーション開発コマンド」-「otsmkxapgm」を参照してください。


データベース依存ライブラリ

データベースから提供されているライブラリです。データベースへアクセスする処理部は、Java言語ではなく、データベースベンダから提供されるプレコンパイラに対応した言語(C言語/C++言語/COBOL)で作成してください。データベース依存ライブラリについては、使用するデータベースのマニュアルで確認してください。


CORBAサービス提供クラスライブラリ

CORBAサービスから提供されているライブラリです。