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Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド(データベース連携サービス編)
Interstage

2.2.6 コンパイル・リンク方法(Linux)

サーバアプリケーションとスケルトンをコンパイル・リンクする方法について、以下に例を示します。


Oracleの場合(Oracleインストールパス:/opt/oracle
gcc -O test1_s.c -o test1_s test1_s.o test1_skel.o /opt/FJSVots/program/xa/libotsxaora.o  \
   -L/opt/FJSVots/lib  -lservapl -ltacebasent   -L/opt/oracle/lib -lclntsh                \
   -L/opt/FJSVod/lib/nt  -lOM -L/opt/FJSVod/lib -lOMcn                                    \
   -I/opt/oracle/precomp/public -I/opt/FJSVots/include -I/opt/FJSVod/include

\:継続行


サーバライブラリ

以下のライブラリをリンクします。上から順にリンクしてください。


サーバ管理ライブラリ

以下のファイルをリンクしてください。

使用用途

ファイル名

格納パス

サーバアプリケーションの運用環境用・データベースアクセスアプリケーション用

libservapl.so(注1)

/opt/FJSVots/lib(注2)

libtacebasent.so

中継サーバアプリケーションの運用環境用

libservaplcnt.so(注1)

注1)中継サーバアプリケーションを作成する場合は、libservaplcnt.soをリンクしてください。この場合、libservapl.soをリンクする必要はありません。詳細については、「2.4.1 中継アプリケーションの作成について」を参照してください。

2本製品のインストールパスがデフォルトの場合のパスです。


XA連携用プログラム

使用するデータベースに応じて、必要なファイルをリンクしてください。

使用用途

ファイル名

格納パス

Oracleにアクセスするサーバアプリケーションの運用環境用

libotsxaora.o

/opt/FJSVots/program/xa(注)

Symfoware/RDB(プロセスモード)にアクセスするサーバアプリケーションの運用環境用

libotsxasym.o

Symfoware/RDB(スレッドモード)にアクセスするサーバアプリケーションの運用環境用

libotsxasym_mt.o

注)本製品のインストールパスがデフォルトの場合のパスです。


データベース依存ライブラリ

使用するデータベースに応じて、必要なファイルをリンクしてください。

データベース

ファイル名

格納パス

Oracle

libclntsh.so

Oracleホーム・ディレクトリ/lib

Symfoware/RDB

librdbxa.so

/opt/FJSVrdb2b/lib

libsqldrv.so

注)Symfoware/RDBのインストールパスが「/opt/FJSVrdb2b」の場合のパスです。


CORBAサービス提供ライブラリ

CORBAサービス提供ライブラリのORBコア、インタフェースリポジトリ、およびネーミングサービスをリンクしてください。CORBAサービス提供ライブラリのファイル名および格納パスについては、「アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)」の「提供プログラム」-「CORBAサービスの提供プログラム」-「ライブラリ」-「サーバ用ライブラリ」を参照してください。