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Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド
Interstage

G.1 CORBAワークユニットの活性変更の運用手順

CORBAワークユニットの活性変更を行う場合の運用手順について説明します。
本機能では、以下の利用シーンを想定しています。

これらの操作は、夜間などのアプリケーションが動作していない、または、アクセス数の少ない時間帯に実施します。大量の要求が実行されている状態での操作は、変更後にアプリケーションのレベルダウンや動作環境の不備により、トラブルが発生することも想定されるため、推奨しません。


CORBAワークユニットの活性変更には、以下の4つの活性変更フェーズがあります。1から4までの活性変更フェーズを順に実行することで、運用中のワークユニットに対して活性変更を行うことができます。

  1. 活性変更のワークユニット定義変更フェーズ

  2. 活性変更の準備(prepare)フェーズ

  3. 活性変更の新環境への切り替え(change)フェーズ

  4. 活性変更の旧環境削除または復元(commit or rollback)フェーズ

なお、現在の活性変更のフェーズは、ischeckwustatコマンドにより確認することができます。