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Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド
Interstage

A.3.4 Application Programセクション

説明

アプリケーション情報を指定します。


形式


Destination:

あて先名(オブジェクト名)


Destination Priority:

オブジェクトの優先度


PSYS:

DPCF通信パス名

Executable File:

実行ファイル名


Application Language:

アプリケーション言語


Code Conversion For String:

コード変換情報(string)

Concurrency:

プロセス多重度

Maximum Processing Time:

アプリケーション最大処理時間

Terminate Process for Time out:

最大処理時間超過時強制停止の有無

Maximum Processing Time for Exit Program:

出口プログラム最大処理時間

Maximum Queuing Message:

最大キューイング数

Queuing Message To Notify Alarm:

監視キューイング数

Queuing Message To Notify Resumption:

監視再開キューイング数

Environment Variable:

環境変数


Form:

常駐、非常駐の形態


Pre Exit Program:

前出口プログラム


Post Exit Program:

後出口プログラム


Recovery Exit Program:

異常出口プログラム


Executable File for Exit Program:

出口プログラム実行ファイル


Bind Type:

バインド形式


Using Wrapper Session Management:

AIM連携セション継続機能の使用有無


SessionID Param:

セションID通知パラメタ


Method Name to Begin Session:

セションを開始するメソッド(オペレーション)


Maximum Session Active Time for Client:

クライアント思考時間の最大時間


Maximum Processing Time for WRAPPER:

AIMアプリケーション監視時間

CLASSPATH for Application:

アプリケーション使用クラスパス

Exit Program for Process Salvage:

プロセス回収出口プログラム名

Executable File of Exit Program for Salvage:

プロセス回収出口プログラム実行ファイル名


Exit Program for Terminating Process:

プロセス停止出口プログラム名

Param for Executable File:

起動パラメタ


Reset Time for Application Retry Count:

リトライカウントリセット時間

Request Assignment Mode:

要求メッセージ振り分け方式

Impl ID:

インプリメンテーションリポジトリID

Buffer Number:

通信バッファ数

Buffer Size:

通信バッファ長

Path:

アプリケーションパス


注意事項

トランザクションアプリケーションのワークユニット(ワークユニット種別が「ORB」)で、プロセスバインド機能を使用する場合は、以下の点に注意してください。

構文規則

備考

A.3.4.1 Destination:あて先名(オブジェクト名)

説明

通信を行う場合のアプリケーションに対応するオブジェクト名を、オブジェクトのIDL定義のモジュール名とインタフェース名をスラッシュで区切った形式で指定します。
1つ以上のスラッシュを含む、255バイト以内の英字で始まり英数字、アンダースコアおよびスラッシュからなる文字列。ただし、先頭と最終文字のスラッシュ、2つ以上連続したスラッシュは使用できません。

注意

  • 同じワークユニット定義の他の[Application Program]セクションで指定したオブジェクト名は指定できません。

  • ワークユニット種別がORBまたはWRAPPERのオブジェクトの手動登録を行う場合は、本ステートメントで指定したオブジェクト名のスラッシュを2つのコロン「::」で置き換えた文字列をOD_or_admコマンドまたはodadministerlbコマンド(ロードバランス機能を使用する場合)の-nオプションに指定してください。

  • 手動登録の場合は、オブジェクトの登録はInterstageの起動後に実施してください。

ワークユニット定義

Destination: MOD1/INTF1

OD_or_admコマンド

OD_or_adm -c IDL:MOD1/INTF1:1.0 -a FUJITSU-Interstage-TDLC -n MOD1::INTF1

サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

無効

無効

無効

無効

無効

ORB

省略不可

省略不可

省略不可

WRAPPER

省略不可

省略不可

UTY

無効

無効

無効


A.3.4.2 Destination Priority:オブジェクトの優先度

説明

オブジェクトに対するプライオリティを指定します。指定した値が大きいほど優先度は高くなります。
1~255の整数値。省略値は10。
本ステートメントは「Form」ステートメントに「NONRESIDENT」、または「MULTIRESIDENT」を指定した場合のみ有効です。

注意

CORBAアプリケーションの優先度制御を使用する場合、優先度をインプリメンテーションリポジトリに登録する必要があります。詳細は「2.2.8.4 優先度制御」を参照してください。


サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

無効

無効

無効

無効

無効

ORB

省略可能

省略可能

省略可能

WRAPPER

無効

無効

UTY

無効

無効

無効


A.3.4.3 PSYS:DPCF通信パス名

説明

ワークユニット種別が「WRAPPER」の場合、連携するグローバルサーバのAIMアプリケーションの所在を示すための情報を指定します。
8バイト以内の英数字の文字列。


サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

無効

無効

無効

無効

無効

ORB

無効

無効

無効

WRAPPER

省略不可

省略不可

UTY

無効

無効

無効


A.3.4.4 Executable File:実行ファイル名

説明

ワークユニット種別が「CORBA」または「UTY」の場合、アプリケーションの実行モジュール名を指定します。またアプリケーションがJava言語の場合は、Java実行体名(Windowsの場合は「java.exe」、Solaris/Linuxの場合は「java」)を指定します。
ワークユニット種別が「ORB」の場合、アプリケーションおよび出口プログラムが格納されているライブラリ名を指定します。アプリケーションと出口プログラムを同じライブラリに格納する場合や、アプリケーション言語がC++の場合は、本ステートメントのみ指定します。C言語、COBOLでアプリケーションを作成し、出口プログラムをアプリケーションと別の実行ファイルとして作成する場合は、当セクションの「Executable File for Exit Program」ステートメントに出口プログラムが格納されているライブラリ名を指定します。

本ステートメントには、同じワークユニット定義の他の[Application Program]セクションの本ステートメントで指定した実行ファイル名、[Nonresident Application Process]セクションおよび[Multiresident Application Process]セクションの「Executable File for Exit Program」ステートメントで指定した出口プログラム実行ファイル名、[Nonresident Application Process]セクションおよび[Multiresident Application Process]セクションの「Executable File of Exit Program for Salvage」ステートメントで指定したプロセス回収出口プログラム実行ファイル名は指定できません。



31バイト以内の制御文字(ShiftJISの0x00~0x1f,0x7f)を除く文字列で指定します。ただし、半角英文字の大文字と小文字、全角文字の大文字と小文字は区別されません。


31バイト以内の空白文字と半角カナ文字を除く文字列で指定します。


サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

省略不可

省略不可

省略不可

省略不可

省略不可

ORB

省略不可

省略不可

省略不可

WRAPPER

無効

無効

UTY

省略不可

省略不可

省略不可


A.3.4.5 Application Language:アプリケーション言語

説明

アプリケーションの言語を指定します。

サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

無効

無効

無効

無効

無効

ORB

省略可能

省略可能

省略可能

WRAPPER

無効

無効

UTY

無効

無効

無効


A.3.4.6 Code Conversion For String:コード変換情報(string)

説明

アプリケーションがstring、wstring、charおよびwcharデータを受信する時の文字コード系を指定します。

なお、本ステートメントはサーバアプリケーション間では無効です。

指定値

コード系

SJIS

ShiftJIS

EUC

EUC

UNICODE

UNICODE

SJISMS

Windows(R)用ShiftJIS

U90

U90


JEF_LOWER (注)

JEFコード(英小文字)


JEF_KANA (注)

JEFコード(カナ)


JEF_ASCII (注)

JEFコード(ASCII)

DISABLE

コード変換なし

注) 「JEF_LOWER」、「JEF_KANA」、「JEF_ASCII」は、通常グローバルサーバで使われるコード系です。そのため、以下のようなシステムを構築する場合などに有効となります。

本ステートメントを省略した場合、ワークユニット種別によって以下のようにみなします。

ワークユニット種別が「WRAPPER」の場合、クライアントからのstringデータは、本ステートメントで指定したコード系に変換された後、JEF-EBCDICに変換されてAIMアプリケーションに通知されますので、「SJIS」、「EUC」、「DISABLE」以外は指定できません。

「DISABLE」を指定した場合、クライアントからのstringデータの文字コード系は以下と判断されて、直接JEF-EBCDICに変換されます。クライアントのコード系が以下と限定できない場合、本ステートメントで、「EUC」または「SJIS」の指定が必要です。

「EUC」または「SJIS」を指定した場合、クライアントが文字列型データにEUC、ShiftJIS、UNICODEのいずれかのコード系を使用した場合もAIMアプリケーションにJEF-EBCDICコード系に変換されて通知されます。EUC、ShiftJISのいずれかを指定するか、Interstageが動作しているシステムのコード系(通常、Windows(R)はShiftJIS)を指定することをお薦めします。


アプリケーションがCOBOLかつUNICODEの場合には、本ステートメントに必ず「UNICODE」の指定が必要です。

ワークユニット種別が「WRAPPER」で、[Control Option]セクションの「Registration to Naming Service」ステートメントに「MANUAL」を指定した場合、OD_or_admコマンドで指定するコード系と本ステートメントで指定するコード系を一致させてください。


サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

無効

無効

無効

無効

無効

ORB

省略可能

省略可能

省略可能

WRAPPER

省略可能

省略可能

UTY

無効

無効

無効


A.3.4.7 Concurrency:プロセス多重度

説明

アプリケーションのプロセス多重度を指定します。
本ステートメントには、1~255の整数値が指定できます。省略値は1。
なお、CORBAワークユニットの場合は、インプリメンテーションリポジトリ定義のプロセス最大多重度数より小さい値を指定する必要があります。


サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

省略可能

省略可能

省略可能

省略可能

省略可能

ORB

省略可能

省略可能

省略可能

WRAPPER

無効

無効

UTY

省略可能

省略可能

省略可能


A.3.4.8 Maximum Processing Time:アプリケーション最大処理時間

説明

アプリケーションの最大処理時間の監視値(秒)を指定します。
0~86400の整数値。
本ステートメントを省略した場合、または0を指定した場合、時間監視は行われません。

注意

アプリケーションの処理時間が本ステートメントで指定した時間を超過した場合、出口プログラムが動作しているプロセスが強制停止されます。ただし、ワークユニット種別が「CORBA」の場合で、「Terminate Process for Time out」ステートメントに「NO」を指定している場合は、プロセスの強制停止は行われません。


サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

省略可能

省略可能

省略可能

省略可能

省略可能

ORB

省略可能

省略可能

省略可能

WRAPPER

無効

無効

UTY

無効

無効

無効


A.3.4.9 Terminate Process for Time out:最大処理時間超過時強制停止の有無

説明

ワークユニット種別が「CORBA」の場合、アプリケーションの最大処理時間超過時に、当該アプリケーションが存在するプロセスを強制停止するかどうかを指定します。

なお、本ステートメントは「Maximum Processing Time」ステートメントに0以外の値を指定した場合のみ有効となります。


サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

省略可能

省略可能

省略可能

省略可能

省略可能

ORB

無効

無効

無効

WRAPPER

無効

無効

UTY

無効

無効

無効


A.3.4.10 Maximum Processing Time For Exit Program:出口プログラム最大処理時間

説明

出口プログラムの最大処理時間の監視値(秒)を指定します。
1~1800の整数値。
本ステートメントを省略した場合、[Control Option]セクションの同名のステートメント指定値が使用されます。
本ステートメントを省略し、かつ、[Control Option]セクションの同名のステートメントを省略した場合、省略値は300です。


注意

本ステートメントの値は以下の各出口プログラムに対して有効です。また、各出口プログラムの処理時間が、指定した時間を超過した場合は、出口プログラムが動作しているプロセスを強制停止します。

  • 前出口プログラム

    時間超過した場合は、ワークユニットの起動に失敗します。

  • 後出口プログラム

    時間超過した場合も、ワークユニット停止処理は継続します。

  • 異常出口プログラム

    時間超過した場合は、アプリケーションプロセスを停止します。自動再起動を指定している場合は、アプリケーションプロセスが再起動されます。自動再起動を指定していない場合は、ワークユニットが異常終了します。

  • プロセス回収出口プログラム

    時間超過した場合も、ワークユニット停止処理は継続します。

  • プロセス停止出口プログラム

    時間超過した場合も、ワークユニット停止処理は継続します。


サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

省略可能

省略可能

省略可能

省略可能

省略可能

ORB

省略可能

省略可能

省略可能

WRAPPER

無効

無効

UTY

省略可能

省略可能

省略可能


A.3.4.11 Maximum Queuing Message:最大キューイング数

説明

キューに滞留できる最大キュー数を指定します。監視キューイング数を指定しており、かつ、滞留キュー数が、この値を超過するとアラームが通知されます。
0~2147483647の整数値を指定できます。
なお、「Buffer Number」ステートメントの指定値より小さい値を指定する必要があります。
本ステートメントを省略した場合、または0を指定した場合は制限なしとみなします。この場合、最大キューイング数超過時のアラーム通知は行われません。
また、本ステートメントを指定しても、監視キューイング数を省略した場合は、最大キューイング数超過のアラーム通知は行われません。

注意

本ステートメントを省略または0を指定した場合で、ワークユニット種別が「ORB」の場合は、トランザクションアプリケーションの通信バッファ数が枯渇するまでキューイングされます。なお、トランザクションアプリケーションの通信バッファ数を超える値が指定された場合、本ステートメントは無効です。バッファ数をチューニングする場合は、コンポーネントトランザクションサービスの環境定義で変更が可能です。
また、ワークユニット種別が「CORBA」の場合も、使用するバッファが枯渇するまでキューイングされます。バッファについては、「2.2.9 バッファ制御」の「CORBAアプリケーションのバッファ制御」を参照してください。


サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

省略可能

省略可能

省略可能

省略可能

省略可能

ORB

省略可能

省略可能

省略可能

WRAPPER

無効

無効

UTY

無効

無効

無効


A.3.4.12 Queuing Message To Notify Alarm:監視キューイング数

説明

アラーム通知を行う滞留キュー数を指定します。滞留キュー数が、この値になるとアラームが通知されます。
1~2147483647の整数値。ただし、ワークユニット種別がORBで、最大キューイング数に0以外の値を指定している場合には、その値より大きな値は指定できません。
本ステートメントを省略した場合、アラーム通知は行われません。


サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

省略可能

省略可能

省略可能

省略可能

省略可能

ORB

省略可能

省略可能

省略可能

WRAPPER

省略可能

省略可能

UTY

無効

無効

無効


A.3.4.13 Queuing Message To Notify Resumption:監視再開キューイング数

説明

アラーム通知の監視を再開する滞留キュー数を指定します。滞留キュー数が監視キューイング数を超えた後、本指定値と同じになった時に、滞留キュー数の監視が再開されます。
0~2147483646の整数値。ただし、監視キューイング数に指定した値以上の値は指定できません。
本ステートメントを省略した場合、省略値は、監視キューイング数の70%の値(小数点以下切り捨て)です。
なお、本ステートメントは監視キューイング数を指定した場合のみ有効となります。


サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

省略可能

省略可能

省略可能

省略可能

省略可能

ORB

省略可能

省略可能

省略可能

WRAPPER

省略可能

省略可能

UTY

無効

無効

無効


A.3.4.14 Environment Variable:環境変数

説明

アプリケーションおよび出口プログラムが動作時に使用する環境変数を、以下のような形式で指定します。

環境変数=値

LD_PRELOADなど、値をスペースで区切る環境変数を指定する場合は、以下の例のように二重引用符で括って指定してください。

Environment Variable:"LD_PRELOAD=/etc/opt/FSUNiconv/lib/libicv.so /usr/lib/watchmalloc.so.1"

半角カナ文字を除いた4096バイト以内の文字列で指定します。本ステートメントは複数指定することができますが、その場合、すべての「Environment Variable」ステートメントで指定した文字列の合計が、4096バイト以内でなければなりません。なお、本ステートメントの指定内容には、行末の改行コード分(2バイト)が文字列の長さに自動的に加算されます。また、文字種別・長さ以外のチェックは行いません。
本ステートメントを省略した場合、実行時に[Control Option]セクションの同名のステートメントで指定された環境変数が使用されます。
[Control Option]セクションの同名のステートメントで、同じ環境変数を指定した場合、本セクションで指定した環境変数が使用されます。

なお、以下は本ステートメントの予約語なので指定できません。追加が必要な場合は、「Path for Application」ステートメントまたは「Library for Application」ステートメントで指定してください。

注意


  • ワークユニット種別が「ORB」の場合、LD_PRELOAD等プロセス起動前に設定されている必要のある環境変数は反映されません。
    事前にロードしたいライブラリがある場合は、tdlinknormapmコマンドを使用してAPMを再作成するか、ワークユニットのデバッグ起動を使用して環境変数の設定およびプロセスの起動を行ってください。
    tdlinknormapmコマンドの詳細については「リファレンスマニュアル(コマンド編)」を参照してください。ワークユニットのデバッグ起動については、「アプリケーション作成ガイド(コンポーネントトランザクションサービス編)」の「アプリケーションのテスト」を参照してください。


サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

省略可能

省略可能

省略可能

省略可能

省略可能

ORB

省略可能

省略可能

省略可能

WRAPPER

無効

無効

UTY

省略可能

省略可能

省略可能


A.3.4.15 Form:常駐/非常駐の形態

説明

常駐、非常駐の形態を指定します。

サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

無効

無効

無効

無効

無効

ORB

省略可能

省略可能

省略可能

WRAPPER

無効

無効

UTY

無効

無効

無効


A.3.4.16 Pre Exit Program:前出口プログラム名

説明

ワークユニット起動時に起動する出口プログラムの名前を指定します。ただし、アプリケーション言語がC++の場合は指定しません。


31バイト以内の英数字とアンダースコア(C言語の関数名)、または1文字以上の 英字を含む、30文字以内の英数字とハイフン(COBOLのプログラムID)。ただし、先頭と最終の文字にハイフンは使用できません。また、ハイフンとアンダースコアの両方は使用できません。


31バイト以内の英数字とハイフンとアンダースコア(C言語の関数名)。ただし、先頭と最終の文字にハイフンは使用できません。また、ハイフンとアンダースコアの両方は使用できません。


サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

無効

無効

無効

無効

無効

ORB

省略可能

省略可能

省略可能

WRAPPER

無効

無効

UTY

無効

無効

無効


A.3.4.17 Post Exit Program:後出口プログラム名

説明

ワークユニット停止時に起動する出口プログラムの名前を指定します。ただし、アプリケーション言語がC++の場合は指定しません。


31バイト以内の英数字とアンダースコア(C言語の関数名)、または1文字以上の英字を含む、30文字以内の英数字とハイフン(COBOLのプログラムID)。ただし、先頭と最終の文字にハイフンは使用できません。また、ハイフンとアンダースコアの両方は使用できません。


31バイト以内の英数字とハイフンとアンダースコア(C言語の関数名)。ただし、先頭と最終の文字にハイフンは使用できません。また、ハイフンとアンダースコアの両方は使用できません。


サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

無効

無効

無効

無効

無効

ORB

省略可能

省略可能

省略可能

WRAPPER

無効

無効

UTY

無効

無効

無効


A.3.4.18 Recovery Exit Program:異常出口プログラム名

説明

プロセスバインド機能を使用する場合に、クライアント思考時間を経過した時に起動する異常出口プログラムの名前を指定します。ただし、アプリケーション言語がC++の場合は指定しません。


31バイト以内の英数字とアンダースコア(C言語の関数名)、または1文字以上の英字を含む、30文字以内の英数字とハイフン(COBOLのプログラムID)。ただし、先頭と最終の文字にハイフンは使用できません。


31バイト以内の英数字とアンダースコア(C言語の関数名)。ただし、先頭と最終の文字にハイフンは使用できません。また、ハイフンとアンダースコアの両方は使用できません。


サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

無効

無効

無効

無効

無効

ORB

省略可能

省略可能

省略可能

WRAPPER

無効

無効

UTY

無効

無効

無効


A.3.4.19 Executable File for Exit Program:出口プログラム実行ファイル

説明

前出口プログラム、後出口プログラム、異常出口プログラムをアプリケーションとは別の実行ファイルに格納する場合に、出口プログラムの実行ファイル名を指定します。
本ステートメントを省略した場合、「Executable File」ステートメントで指定した実行ファイルから出口プログラムが検索され実行されます。


31バイト以内の制御文字(ShiftJISの0x00~0x1f,0x7f)を除く文字列。ただし、半角および全角英文字の大文字と小文字は区別されません。


31バイト以内の空白文字と半角カナを除く文字列。


サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

無効

無効

無効

無効

無効

ORB

省略可能

省略可能

省略可能

WRAPPER

無効

無効

UTY

無効

無効

無効


A.3.4.20 Bind Type:バインド形式

説明

プロセスバインド機能のバインド形式を指定します。

本ステートメントに「PROCESS」または、「INSTANCE」を指定した場合、「Method Name to Begin Session」ステートメントおよび「SessionID Param」ステートメントが必須です。


サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

無効

無効

無効

無効

無効

ORB

省略可能

省略可能

省略可能

WRAPPER

無効

無効

UTY

無効

無効

無効


A.3.4.21 Using Wrapper Session Management:AIM連携セション継続機能の使用有無

説明

AIM連携のセション継続機能を使用するか否かを指定します。

サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

無効

無効

無効

無効

無効

ORB

無効

無効

無効

WRAPPER

省略可能

省略可能

UTY

無効

無効

無効


A.3.4.22 SessionID Param:セションID通知パラメタ

説明

IDL定義で定義したセションIDを指定するためのパラメタ名を指定します。
指定可能な文字列は、128バイト以内で、IDL文法の識別子の規定に従います。

「Bind Type」ステートメントに「PROCESS」または、「INSTANCE」を指定した場合、必須です。


AIM連携でセション継続を行う場合、およびセション情報管理オブジェクトでセションIDを使用する場合、必須です。


サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

無効

無効

無効

無効

無効

ORB

省略可能

省略可能

省略可能

WRAPPER

省略可能

省略可能

UTY

無効

無効

無効


A.3.4.23 Method Name to Begin Session:セションを開始するメソッド(オペレーション)

説明

セションを開始するメソッド(オペレーション)を指定します。
指定可能な文字列は、128バイト以内で、IDL文法の識別子の規定に従います。

「Bind Type」ステートメントに「PROCESS」または、「INSTANCE」を指定した場合、必須です。


ワークユニット種別が「WRAPPER」の場合は、ラッパー定義で定義したセションの開始用オペレーション名を指定します。AIM連携でセション継続を行う場合は、必須です。


サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

無効

無効

無効

無効

無効

ORB

省略可能

省略可能

省略可能

WRAPPER

省略可能

省略可能

UTY

無効

無効

無効


A.3.4.24 Maximum Session Active Time for Client:クライアント思考時間の最大時間

説明

プロセスバインド機能を使用する場合に、クライアント思考時間の最大時間を秒単位で指定します。
本ステートメントは「Bind Type」ステートメントに「PROCESS」または「INSTANCE」を指定した場合に有効となります。
0~86400の整数値。省略値は300。
0を指定した場合は時間監視を行いません。

注意

セション継続中のクライアントアプリケーションからの要求が、指定された時間を超過してもサーバアプリケーションに届かない場合、継続中のセションを中断します。異常出口プログラムが登録されている場合は、異常出口プログラムが実行されます。
異常出口プログラムでは、継続中のセション情報を回収してください。


サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

無効

無効

無効

無効

無効

ORB

省略可能

省略可能

省略可能

WRAPPER

省略可能

省略可能

UTY

無効

無効

無効


A.3.4.25 Maximum Processing Time for WRAPPER:AIMアプリケーション監視時間

説明

AIMアプリケーションからの応答時間の監視値(秒)を指定します。
0~1800の整数値。省略値は30。0を指定した場合、時間監視は行われません。


サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

無効

無効

無効

無効

無効

ORB

無効

無効

無効

WRAPPER

省略可能

省略可能

UTY

無効

無効

無効


A.3.4.26 CLASSPATH for Application:アプリケーション使用クラスパス

説明

アプリケーションが動作時に使用するクラスパスを指定します。
本ステートメントを省略した場合、使用クラスパスなしとみなします。
本ステートメントは、最大30個まで指定可能です。複数指定する場合は、ステートメントを繰り返し記述します。なお、同一パスは複数指定できません。
本ステートメントは、環境変数CLASSPATHに設定可能な値を指定できます。


255バイト以内の制御文字(ShiftJISの0x00~0x1f,0x7f)を除く文字列。ただし、半角英文字の大文字と小文字、全角英文字の大文字と小文字は区別されません。


255バイト以内の空白文字と半角カナ文字を除く文字列。


サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

省略可能

省略可能

省略可能

省略可能

省略可能

ORB

無効

無効

無効

WRAPPER

無効

無効

UTY

無効

無効

無効


A.3.4.27 Exit Program for Process Salvage:プロセス回収出口プログラム

説明

プロセス回収出口プログラムの名前を指定します。ただし、C言語のプログラム名しか指定できません。


31バイト以内の英数字とアンダースコア。ただし、半角および全角英文字の大文字と小文字は区別されません。


31バイト以内の英数字とアンダースコア。


サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

省略可能

省略可能

省略可能

省略可能

省略可能

ORB

省略可能

省略可能

省略可能

WRAPPER

無効

無効

UTY

省略可能

省略可能

省略可能


A.3.4.28 Executable File of Exit Program for Salvage:プロセス回収出口プログラム実行ファイル名

説明

プロセス回収出口プログラムまたはプロセス停止出口プログラム(Solaris/Linux)の実行ファイル名を設定します。
[Control Option]セクションの同名のステートメントと同時に指定した場合は、本セクションの指定が有効となります。


31バイト以内の制御文字(ShiftJISの0x00~0x1f,0x7f)を除く文字列。ただし、半角および全角英文字の大文字と小文字は区別されません。


31バイト以内の空白文字と半角カナを除く文字列。


サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

省略可能

省略可能

省略可能

省略可能

省略可能

ORB

省略可能

省略可能

省略可能

WRAPPER

無効

無効

UTY

省略可能

省略可能

省略可能


A.3.4.29 Exit Program for Terminating Process:プロセス停止出口プログラム名

説明

ユーティリティワークユニットとして動作するアプリケーションプロセスに対するプロセス停止出口プログラム名を指定します。
本ステートメントには、31バイト以内の英数字とアンダースコアで指定します。
「UTY」の場合は、プロセスを停止するためのプログラムを本ステートメントで、必ず指定してください。省略した場合は、ユーティリティワークユニットのプロセスが停止できません。


サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

無効

無効

無効

無効

無効

ORB

無効

無効

無効

WRAPPER

無効

無効

UTY

省略不可

省略不可

省略不可


A.3.4.30 Param for Executable File:起動パラメタ

説明

ユーティリティワークユニットのアプリケーション起動時に渡すパラメタ、または、CORBAアプリケーションに設定する起動パラメタを指定します。Java言語のアプリケーションの場合は、javaコマンドに指定するアプリケーションクラス名を指定します。
本ステートメントは、255個まで指定可能で、指定された順にパラメタとして設定されます。
半角カナ文字を除いた65025バイト以内の文字列を指定できます。本ステートメントを複数指定する場合には、すべてのステートメントで指定した起動パラメタの文字列長の合計バイト数と、パラメタ個数×1バイトの合計バイト数が、65025バイト以内でなければなりません。空白を含む文字列を指定する場合には、""(二重引用符)で囲んで指定してください。


注意

複数のパラメタを指定する場合は、本ステートメントを複数指定してください。1つのステートメントに""(二重引用符)で囲んだ複数のパラメタが指定された場合は、1つのパラメタとみなされ、正常に動作しないことがあります。

  • Javaコマンドの場合、javaコマンドに指定する順序どおりにステートメントを記載してください。

    Param for Executable File:-Xmx256m
    Param for Executable File:Aplclass
    Param for Executable File:aplArgs


  • CORBA-Javaアプリケーションを拡張システム上で動作させる場合は、以下のようにJavaのシステムプロパティを指定します。詳細は、「マルチシステム運用ガイド」を参照してください。

    Param for Executable File:-Xmx256m
    Param for Executable File:-Dcom.fujitsu.Interstage.isas.SystemName=system01
    Param for Executable File:Aplclass
    Param for Executable File:aplArgs


サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

省略可能

省略可能

省略可能

省略可能

省略可能

ORB

無効

無効

無効

WRAPPER

無効

無効

UTY

省略可能

省略可能

省略可能


A.3.4.31 Reset Time for Application Retry Count:リトライカウントリセット時間

説明

現在のリトライカウント(連続異常終了回数。[Control Option]セクションの「Application Retry Count」ステートメントで指定)をリセットするまでの連続無停止時間を、秒単位で指定します。
0~86400の整数値を指定できます。
本ステートメントを省略した場合、0を指定した場合は、リトライカウントはリセットされません。


サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

無効

無効

無効

無効

無効

ORB

無効

無効

無効

WRAPPER

無効

無効

UTY

省略可能

省略可能

省略可能


A.3.4.32 Request Assignment Mode:要求メッセージ振り分け方式

説明

クライアントからの要求メッセージを、要求待ちのサーバアプリケーションプロセスに振り分ける方式を指定します。

本ステートメントの指定は、本セクションのアプリケーションに対して有効です。また、[Control Option]セクションの同名のステートメントと同時に指定した場合は、本セクションの指定が有効です。
本ステートメントを省略した場合、[Control Option]セクションの同名のステートメントで指定した値が有効です。どちらも省略した場合、省略値は「LIFO」です。
「Form」ステートメントに「NONRESIDENT」または「MULTIRESIDENT」を指定した場合、本ステートメントは無効です。

注意

ワークユニット種別が「CORBA」の場合、サーバアプリケーションの情報としてOD_impl_instコマンドでiswitchパラメタにONを設定していると、本ステートメントの指定は無効です。


サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

省略可能

省略可能

省略可能

省略可能

省略可能

ORB

省略可能

省略可能

省略可能

WRAPPER

無効

無効

UTY

無効

無効

無効


A.3.4.33 Impl ID:インプリメンテーションリポジトリID

説明

起動するインプリメンテーションリポジトリIDを指定します。
255バイト以内の文字列。
同じワークユニット定義の他の[Application Program]セクションで指定したインプリメンテーションリポジトリIDは指定できません。


サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

省略不可

省略不可

省略不可

省略不可

省略不可

ORB

無効

無効

無効

WRAPPER

無効

無効

UTY

無効

無効

無効


A.3.4.34 Buffer Number:通信バッファ数

説明

キューのバッファ数を指定します。
1~1048576の整数値を指定できます。(注意参照)

注意

以下の条件を満たす値を指定してください。

(Buffer Size + 0.2K) × Buffer Number < 4,294,967,296


設定可能な最大値は、Solaris 9ではシステムパラメタのsemvmx値、Solaris 10では65535です。


設定可能な最大値は、SEMVMXのOS実装値(32767)です。

本ステートメントを省略した場合、デフォルトバッファが使用されます。
本ステートメントを指定した場合、「Buffer Size」ステートメントは必須です。また、「Buffer Size」ステートメントを指定した場合、本ステートメントは必須です。
通信バッファについての説明は「2.2.9 バッファ制御」を参照してください。


サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

省略可能

省略可能

省略可能

省略可能

省略可能

ORB

無効

無効

無効

WRAPPER

無効

無効

UTY

無効

無効

無効


A.3.4.35 Buffer Size:通信バッファ長

説明

1要求に対してキュー操作を行う1データ長を指定します。
4096~2147483647の整数値を指定できます。(注意参照)

注意

以下の条件を満たす値を指定してください。

(Buffer Size + 0.2K) × Buffer Number < 4,294,967,296

本ステートメントを省略した場合、デフォルトバッファが使用されます。
また、本ステートメントを指定した場合、「Buffer Number」ステートメントは必須です。また、「Buffer Number」ステートメントを指定した場合、本ステートメントは必須です。
通信バッファについての説明は「2.2.9 バッファ制御」を参照してください。


サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

省略可能

省略可能

省略可能

省略可能

省略可能

ORB

無効

無効

無効

WRAPPER

無効

無効

UTY

無効

無効

無効


A.3.4.36 Path:アプリケーションパス

説明

アプリケーションプログラムの実行可能ファイルが格納されているディレクトリのパスを、絶対パスで指定します。相対パスおよびカレントディレクトリ「.」は指定できません。ワークユニット種別が「CORBA」で、アプリケーション言語がJavaの場合は、Java実行体格納ディレクトリのパスを指定します。


255バイト以内の制御文字(ShiftJISの0x00~0x1f,0x7f)を除く文字列。ただし、半角英文字の大文字と小文字、全角英文字の大文字と小文字は区別されません。


「/」で始まる255バイト以内の空白文字と半角カナ文字を除く文字列。


サポート範囲

ワークユニット種別

CORBA

省略可能

省略可能

省略可能

省略可能

省略可能

ORB

無効

無効

無効

WRAPPER

無効

無効

UTY

無効

無効

無効