JFInputLimitationでTYPE_MULTIBYTEを指定した場合の動作
V7より前のGUIライブラリでは、TYPE_HALFBYTEで定義されている文字以外が入力可能でした。
ただし、以下に該当する文字は入力不可。
java.lang.Character.CONTROLで定義されている文字、
以下の重複文字
U+221A(√)
U+2220(∠)
U+2229(∩)
U+222A(∪)
U+222B(∫)
U+2225(∵)
U+2252(≒)
U+2261(≡)
U+22A5(⊥)
V7以降のGUIライブラリでは、以下で定義されている文字だけ入力可能です。
TYPE_MULTIBYTE_DIGIT
TYPE_MULTIBYTE_LOWERCASE
TYPE_MULTIBYTE_UPPERCASE
TYPE_MULTIBYTE_SPECIAL
TYPE_MULTIBYTE_HIRAGANA
TYPE_MULTIBYTE_KATAKANA
TYPE_JIS_KANJI
TYPE_GAIJI
TYPE_VENDOR_SPECIAL
参考
V7以降のバージョンで上記以外の文字を入力可能にしたい場合は、JFInputLimitation.setEnableChars(char[] enableChars)メソッドで入力可能にしたい文字を指定してください。
例
"あいうえお"を入力可能にしたい場合
JFInputLimitation limit = new JFInputLimitation();
limit.setEnableChars("あいうえお".toCharArray());
JFInputLimitationの機能の詳細については、"J Business Kit オンラインマニュアル"の"リファレンス"を参照してください。