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Interstage Shunsaku Data Manager データベース連携ガイド
Interstage

5.3 検索用データの登録

検索用データの登録は、CRing DCでShunsaku連携テンプレートを基に作成した、業務定義のアクションを実行することで行います。

Shunsaku連携テンプレートを基に作成した業務定義のアクションでは、以下の処理が行われます。


Shunsaku連携テンプレート、業務定義およびアクションについては、“Interstage CollaborationRing Data Collection Server ユーザーズガイド”および“Interstage CollaborationRing Data Collection Server Visual Designer ヘルプ”を参照してください。


アクションの実行(集信監視による起動)

アクションは、通常、データベースサーバからのファイルの到達を監視する集信監視により自動的に実行されます。


図5.2 CRing DCによる検索用データの登録の流れ

注1)ファイル転送の監視、アクションの実行を行います。
注2)データの入力、加工・編集および出力までの一連の処理を制御するCRing DCの機能です。Shunsaku連携テンプレートを基に作成したアクションでは、XML形式への変換およびShunsakuへの取込みが行われます。
注3)shundimportコマンドで取込みを行います。


アクションの実行(実行スクリプトを直接起動)

実行スクリプトを直接起動して、アクションを実行することもできます。

実行スクリプトを直接起動する場合には、ファイル転送に連動してアクションが実行されないように、CRing DCの設定を変更してください。


実行スクリプトを直接起動する場合の手順を以下に示します。


図5.3 実行スクリプトを直接起動する場合の手順


  1. shundclearコマンドを実行し、ディレクタデータおよびサーチデータを削除します。

    shundclear -s  director識別子

  2. shundstateコマンドを実行し、総レコード件数が0件となっていることを確認します。

    shundstate -s  director識別子

  3. 以下のコマンドを実行し、アクションを実行します。

    Solaris/opt/FJSVidc/etc/system/<actionID>/<actionID>_main.sh
    Windows<INSDIR>\idcserver\etc\system\<actionID>\<actionID>_main.bat

    上記の“<INSDIR>”および“<actionID>”は、それぞれ下記を意味します。
    <INSDIR>:CRing DCのインストールフォルダの絶対パス
    <actionID>:業務定義のアクションID


  4. shundstateコマンドを実行し、総レコード件数が変更されていることを確認します。

    shundstate -s  director識別子

参照

shundstateコマンドの出力表示については、“コマンドリファレンス”または“導入・運用ガイド”の“モニタリング”を参照してください。

注意

検索用データの登録後は、ディレクタデータファイルをバックアップしてください。ディレクタデータファイルのバックアップについては、“導入・運用ガイド”を参照してください。