rdbunlコマンドによる連携では、つねにすべてのデータを抽出します。
Symfoware Serverの rdbunl コマンドを使用し、データベースのデータをCSV形式で外部ファイルへ出力します。出力データをテキストにするため、rdbunl コマンドには、tオプションを指定します。
参照
rdbunl コマンドの出力データの形式については、“FUJITSU Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。
参考
SymfowareデータベースからのCSV形式でのデータの抽出は、Symfoware Serverのrdbunlsqlコマンドを利用して行うこともできます。
出力データの文字コード
rdbunlコマンドの出力データの文字コードの指定(jオプション)は、CRing DCの入力データの文字コードに合わせてください。CRing DCの入力データの標準の文字コードは、ディレクタサーバ(CRing DCの動作するサーバ)のOSの標準のエンコーディングと同じです。
CSV形式でファイルへ出力する操作例
以下に、CSV形式でファイルへ出力する操作例を示します。
操作例の条件
データベース名 :「売上DB」 表のDSI名 :「商品マスタDSI」 出力先 :/home/rdb2/unldata.txt ディレクタサーバの動作OS:Windows 出力文字コード :シフトJIS
表全体を出力します。
rdbunl -i 売上DB.商品マスタDSI -t -j SJIS /home/work/unldata.txt
任意の列のデータを出力します。
対象の列名:「商品コード」「単価」
rdbunl -i 売上DB.商品マスタDSI -t -j SJIS -c 商品コード,単価 /home/work/unldata.txt
参考
表全体や任意の列を1つのファイルに出力するほかに、ある条件で絞り込んだデータだけを出力することもできます。
詳細は、“Symfoware Server RDB運用ガイド”および“FUJITSU Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。