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Interstage Shunsaku Data Manager データベース連携ガイド
Interstage

5.2.1 CSV形式データの抽出

rdbunlコマンドによる連携では、つねにすべてのデータを抽出します。

Symfoware Serverの rdbunl コマンドを使用し、データベースのデータをCSV形式で外部ファイルへ出力します。出力データをテキストにするため、rdbunl コマンドには、tオプションを指定します。

参照

rdbunl コマンドの出力データの形式については、“FUJITSU Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。

参考

SymfowareデータベースからのCSV形式でのデータの抽出は、Symfoware Serverのrdbunlsqlコマンドを利用して行うこともできます。

出力データの文字コード

rdbunlコマンドの出力データの文字コードの指定(jオプション)は、CRing DCの入力データの文字コードに合わせてください。CRing DCの入力データの標準の文字コードは、ディレクタサーバ(CRing DCの動作するサーバ)のOSの標準のエンコーディングと同じです。


CSV形式でファイルへ出力する操作例

以下に、CSV形式でファイルへ出力する操作例を示します。


操作例の条件

データベース名          :「売上DB」
表のDSI名               :「商品マスタDSI」
出力先                  :/home/rdb2/unldata.txt
ディレクタサーバの動作OS:Windows
出力文字コード          :シフトJIS

例1

表全体を出力します。

rdbunl -i 売上DB.商品マスタDSI -t -j SJIS /home/work/unldata.txt

例2

任意の列のデータを出力します。

対象の列名:「商品コード」「単価」

rdbunl -i 売上DB.商品マスタDSI -t -j SJIS -c 商品コード,単価 /home/work/unldata.txt

参考

表全体や任意の列を1つのファイルに出力するほかに、ある条件で絞り込んだデータだけを出力することもできます。
詳細は、“Symfoware Server RDB運用ガイド”および“FUJITSU Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。