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Interstage Application Server/Interstage Web Server 使用上の注意
Interstage

2.16.6 EJB機能における注意事項

EJB機能を使用する場合、以下に注意してください。

時刻調整機能の動作の影響

EJB機能を使用してアプリケーションを運用している間に、時刻調整機能が動作した場合、EJBコンテナで使用できる時間監視に影響があります。

Entity Beanのアプリケーション非活性時のキャッシュの回収

Entity Beanではアプリケーション非活性時にトランザクション間のキャッシュの回収が行われません。ただし、プール内のインスタンスは回収されます。

EJB QL

DBMSの制限により使用できない機能があります。これら機能を使用した場合、DBMSの仕様による例外メッセージと発行されたSQL文が 出力されます。DBMSのマニュアルを参照し、必要に応じてアプリケーションを修正してください。以下に、DBMSの制限により使用できない機能をいくつか記述します。

使用するDBMSがSymfowareの場合、以下に注意してください。

  • 以下の関数は、Symfowareのバージョンによって使用に制限があります。詳細はSymfowareのマニュアルを参照してください。

    • SQRT関数、MOD関数の使用

    • LOCATE関数の第3引数の指定、入力パラメタの複数指定

    • LENGH関数の入力パラメタの指定

    • SUBSTRING関数の使用

    • CONCAT関数の入力パラメタの複数指定

  • EJB QLの<>演算子はSQL文発行時に!=演算子に変換されますが、Symfowareではこの!=演算子は使用できません。SymfowareではNOT論理式を使用してください。

テーブル自動生成機能
  • リレーションのあるEntity Beanでテーブル自動生成機能を利用しSymfowareにテーブルを作成する場合、作成されたテーブルには外部キーは含まれません(FOREIGN KEY制約による制御は行われません)。