Interstage Java EE管理コンソールを操作する場合、以下に注意してください。
Webブラウザが提供している機能の操作について
Webブラウザが提供している以下の機能を使用する操作を行わないでください。この操作を行った場合、画面が表示されないなどの異常が発生する可能性があります。
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WebブラウザのCookie使用について
WebブラウザでCookieが有効となるように設定してください。
タブブラウズ機能の使用について
1つのWebブラウザ上で、タブブラウズ機能を使用して、複数のタブからInterstage Java EE管理コンソールを起動することはできません。本操作を行った場合、Interstage Java EE管理コンソールの画面の遷移、および操作に異常が発生する可能性があります。
Interstage Java EE管理コンソールを使用する場合は、複数タブを使用しないでください。
また、複数のInterstage Java EE管理コンソールを起動する場合は、セッションが異なる複数のWebブラウザを起動してInterstage Java EE管理コンソールを操作してください。
SSLによる暗号化通信時の警告通知について
本製品のインストール時に、証明書をInterstage Java EE管理コンソール用に生成します。この証明書は、信頼できる認証局により発行された証明書ではないため、Interstage Java EE管理コンソールへアクセスした際に証明書に問題があることを示すダイアログ、または警告ページが表示されることがあります。
この証明書を継続して利用する場合は、以下の方法で証明書の正当性を確認してから、Interstage Java EE管理コンソールを利用してください。また、Webブラウザにはこの証明書を登録しないようにしてください。
本製品のインストール時に確認したフィンガープリントと、Webブラウザが表示するダイアログの情報を比較してください。
なお、フィンガープリントは証明書の一部から算出されたハッシュ値であり、算出するために利用するアルゴリズムによって値が異なります。同じアルゴリズムを用いて算出されたフィンガープリントを比較してください。同じアルゴリズムを用いて算出されたフィンガープリントを比較してください。
インストール時にフィンガープリントを確認し忘れた場合には、「インストールガイド」の「インストール後の作業」を参照して確認してください。
本製品がインストール時に生成した証明書は、信頼できる認証局が発行した証明書ではないため、以下の理由により信頼度の低い証明書になります。
証明書への署名に利用した秘密鍵に対して、認証局の信頼性を保証していません。
証明書の所有者の信頼性を保証していません。
セキュリティを強化したい場合は、認証局から取得した証明書を利用する運用に切り替えてください。運用を切り替える方法については、「Java EE運用ガイド」の「Java EE機能のセキュリティ」-「Java EEアプリケーションのセキュリティ機能」-「SSL」を参照してください。
証明書の信頼性については、「セキュリティシステム運用ガイド」の「セキュリティ動向」を参照してください。
参考
1つの端末上でInternet Explorer 6を使用して、Interstage管理コンソールとInterstage Java EE管理コンソールを同時に操作した場合、証明書に問題があることを示す警告ダイアログが頻繁に出力される可能性があります。
ダイアログの出力を抑制するには、Internet Explorer 7/8/9を使用して操作してください。
SSLによる暗号化通信を行う場合について
SSLによる暗号化通信を行う場合、イベントログにエラー「crypt32」が出力されることがあります。
本現象は、ルート証明書の更新コンポーネントが有効になっている場合に、インターネット上のWindows(R) Updateへの接続に失敗すると発生します。
本現象を回避するためには、以下の対処を行ってください。
インターネットに接続し、ルート証明書を更新します。
ルート証明書の更新コンポーネントを無効にします。
セッションタイムアウトの発生について
セッションタイムアウトが発生した場合は、Webブラウザの終了を通知する確認ダイアログが表示されます。
以下の対処を行ってください。
表示された確認ダイアログにおいて[OK]ボタンを押下し、Interstage Java EE管理コンソールで使用していたWebブラウザを終了します。
Interstage Java EE管理コンソールの操作を継続する場合は、再度、Interstage Java EE管理コンソールを起動し、ログイン画面からログインを行います。
セッションタイムアウト時間の指定について
セッションタイムアウト時間に大きな値を設定した場合、第3者による不正操作や情報漏洩などのセキュリティ上の危険性が高くなります。セッションタイムアウト時間は、Interstage Java EE管理コンソールの操作に必要な最小限の値を設定してください。セッションタイムアウト時間のカスタマイズ方法については、「チューニングガイド」-「Interstage Java EE管理コンソールのチューニング」を参照してください。
ショートカットの起動時にウィンドウを再使用する設定について
ショートカットの起動時にウィンドウを再使用する設定が無効になっている場合、Interstage Java EE管理コンソールの画面遷移、および操作に異常が発生する可能性があります。
以下の手順で、ショートカットの起動時にウィンドウを再使用する設定を有効にしてください。
Internet Explorer 7/8/9の場合
Internet Explorerの[メニュー]-[ツール]-[インターネットオプション]-[詳細設定]で、[ショートカットの起動時にウィンドウを再使用する(タブブラウズが無効である場合)]のチェックボックスが選択されているかを確認します。
1.で[ショートカットの起動時にウィンドウを再使用する(タブブラウズが無効である場合)]のチェックボックスが選択されていない場合は、チェックボックスを選択します。
Internet Explorer 6の場合
Internet Explorerの[メニュー]-[ツール]-[インターネットオプション]-[詳細設定]で、[ショートカットを起動するためにウィンドウを再使用する]のチェックボックスが選択されているかを確認します。
1.で[ショートカットを起動するためにウィンドウを再使用する]のチェックボックスが選択されていない場合は、チェックボックスを選択します。
ズーム機能を使用した場合の表示について
ズーム機能を使用した場合、画面表示が崩れることがあります。画面表示が崩れる場合は、標準倍率で使用してください。
ファイルまたはログのダウンロードについて
ファイルまたはログのダウンロードを行う場合、以下のメッセージを通知するダイアログが表示されることがあります。メッセージに応じて対処してください。
本メッセージが表示されてダウンロードが拒否された場合は、以下の手順で回避してください。
Interstage Java EE管理コンソールを表示した状態で、Webブラウザの[ツール]メニューの[インターネット オプション]で、[セキュリティ]タブをクリックします。
この時点で選択されているゾーンを変更しないでください。
[レベルのカスタマイズ]をクリックします。
[ダウンロード]セクションで、[ファイルのダウンロード]を「有効にする」に変更します。
Interstage Java EE管理コンソールを表示した状態で、Webブラウザの[ツール]メニューの[インターネット オプション]で、[セキュリティ]タブをクリックします。
この時点で選択されているゾーンを変更しないでください。
[レベルのカスタマイズ]をクリックします。
[ダウンロード]セクションで、[ファイルのダウンロード]および[ファイルのダウンロード時に自動的にダイアログを表示]を「有効にする」に変更します。
注意
信頼できないWebサイトが、セキュリティ設定を変更するゾーンに含まれる場合は、本設定を変更しないようにしてください。
Internet Explorer 9を使用してダウンロード時のダイアログで「ファイルを開く」ボタンを押下した時に、本メッセージが表示された場合は、以下の方法で対処してください。
ファイルまたはログのダウンロード時のダイアログで「保存」ボタンを押下し、一旦ファイルを保存します。
保存したファイルを参照してください。
ファイルまたはログのダウンロード時のファイル名について
Internet Explorer 9を使用して、SSL暗号化通信でファイルまたはログのダウンロードを行う場合、ダウンロード先のファイル名と異なるファイル名でダウンロードされることがあります。
本現象が発生した場合は、以下の手順で、Webブラウザの設定を変更して回避してください。
Internet Explorerの[ツール]メニューの[インターネット オプション]で、[詳細設定]タブをクリックします。
[セキュリティ]セクションで、[暗号化されたページをディスクに保存しない]のチェックボックスを選択しない設定に変更します。
複数のInterstage Java EE管理コンソールの操作について
Internet Explorer 8/9を使用して、複数のWebブラウザからInterstage Java EE管理コンソールを操作することはできません。本操作を行った場合、Interstage Java EE管理コンソールの画面の遷移および操作に異常が発生する可能性があります。
1つの端末から複数のInterstage Java EE管理コンソールを操作する場合は、以下の対処を行ってください。
Internet Explorerの[ファイル]メニューの[新規セッション]をクリックし、新規にWebブラウザを起動します。
Internet Explorer 6/7を使用して、Interstage Java EE管理コンソールを操作します。
画面の入力値の破棄について
[コンソール切替]ボタンを押下するなど、画面の切替えが発生する操作を行った場合、保存していない入力値は破棄されます。
GUI統合運用時の画面表示について
Interstage管理コンソールで[コンソール切替]ボタンを押下し、Interstage Java EE管理コンソールに切り替えた場合、ログイン直後の画面が表示されます。