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Interstage Application Server/Interstage Web Server 使用上の注意
Interstage

2.12.21 オプションに関する注意事項

JDK/JREのjavaコマンドまたはJava VMのオプションのうち、注意が必要なオプションについて以下に説明します。


-Xdebug -Xrunjdwp、-Xrunhprof:サブオプション...

デバッグや性能測定向けのオプションですが、システムに負荷がかかります。
このため、単体テストで問題がなくても、システム統合テストなどでJava VMがダウンするなどの予想外の現象が発生する場合があります。
この場合は、上記オプションを使用しないで動作確認を実施してください。

-Xdebug -Xrunjdwp

ご使用のJDK/JREにより提供が異なります。

  • JDK/JRE 5.0:推奨されていません。

  • JDK/JRE 6  :提供していません。

※JDK/JRE 5.0、6では、「-agentlib:jdwp」オプションを使用してください。

-Xrs

本オプションが指定されたJavaプロセスの場合、当該プロセスへ送られた[Ctrl]+[Break]キー押下またはQUITシグナルに対する動作は、OSのデフォルト動作になります。
そのため、本オプションを指定したJavaプロセスに対して[Ctrl]+[Break]キー押下またはQUITシグナルが送られると、当該Javaプロセスは強制終了または異常終了します。
スレッドダンプを出力する可能性があるJavaプロセスに対して、本オプションは指定しないでください。
ただし、Windows(R)の場合、サービスとして登録されるJavaプロセスでは、「-Xrs」オプションを指定しない場合、ログオフ時に強制終了してしまいます。これが不都合な場合は、本オプションを指定してください。

-Xnoclassgc

本オプションの指定により、Javaヒープ内のPermanent領域(クラスとメソッドの格納領域)のガーベジコレクションが抑止され、不要なクラスとメソッドが回収されなくなります。
これにより、java.lang.OutOfMemoryErrorが発生しやすくなるため、本オプションは指定しないでください。

-Xloggc:GC処理の結果ログの格納先ファイル名

Interstage Application Server配下でJavaアプリケーションを実行する際に本オプションを指定した場合、いくつかの問題が発生します。
(問題の内容については、“チューニングガイド”の“JDK/JREのチューニング”の“ガーベジコレクション(GC)”の“ガーベジコレクションのログ出力”を参照してください。)

このため、Interstage Application Server配下で実行するJavaアプリケーションに対しては、本オプションを指定しないでください。