IPv6プロトコルに関する注意事項
IPv6プロトコルが利用可能なWindowsオペレーティングシステムにおいて、IPv6プロトコルをインストールしているが利用可能にしていない場合、MulticastSocketを使用するアプリケーションで不具合が出ることがあります。
このようなときは、次のシステムプロパティを設定してください。システムプロパティの設定については、JDKドキュメントを参照してください。
java.net.preferIPv6Stack=true
すべてのJDK/JRE間での注意事項
メモリ割り当てプールおよびPermanent世代領域に対するデフォルトの初期値および最大値が異なります。各デフォルト値については、「チューニングガイド」の「JDK/JREのチューニング」の「Javaヒープのチューニング」を参照してください。
JDK/JRE 1.4からJDK/JRE 5.0または6へ移行する際の注意事項
JDK/JRE 5.0および6のFJVMでは、デフォルトで動作するGC処理がパラレルGCになります。
パラレルGCへの変更により注意が必要となる事項については、「チューニングガイド」の「JDK/JREのチューニング」の「FJVMでサポートされるガーベジコレクション処理」を参照してください。
JDK/JRE 6使用時の注意事項
JDK/JRE 6では、Java Virtual Machine Profiling Interface(JVMPI)をサポートしていません。
JDK/JRE 1.4または5.0からJDK/JRE 6へ移行する際の注意事項
32ビットモードで実行されるWindows版およびLinux版のJDK/JREにおいて、以下のスレッドに対するスタックのデフォルトの大きさが、JDK/JRE 1.4および5.0とJDK/JRE 6では異なります。
Java APIで生成したスレッド
Client VMにおける自動コンパイル用スレッド
各デフォルト値については、「チューニングガイド」の「JDK/JREのチューニング」の「スタックのチューニング」を参照してください。