以下の条件に当てはまる環境で認証を行う場合、POSTリクエストに対する認証を行う場合に表示される、未認証画面のメッセージファイルを修正する必要があります。
リバースプロキシと連携する。
連携するリバースプロキシが、<script>タグ内に記述されたURLの変換を行うことができない。
具体的な修正を行った、メッセージファイル「200postauth_ja.template」の内容を以下に示します。 (注)
太字になっている部分が修正を行った箇所です。
なお、以下の例に記載されている左端の数字は、編集時に注意が必要な行がわかるように追記したものであり、実際のメッセージファイルには記載されていません。
1:<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 3.2 Final//EN"> 2:<html> 3:<head> 4:<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS"> 5:<title> POST authentication </title> 6:<script language=JavaScript> 7:<!-- 8:var winObj; 9:var target = "<!--SSO_POST_REQUEST_AUTH_TARGET-->"; 10:var winName = "_blank"; 11:var options = "width=480,height=360,menubar=no,toolbar=no,status=yes,location=yes"; 12:function popup_open(){ 13: var target2 = document.links[0].href; 14: if( (!winObj) || (true==winObj.closed) ){ 15: winObj = window.open(target2, winName, options); 16: } 17:} 18:function popup_close(){ 19: if( (winObj) && (false==winObj.closed) ){ 20: winObj.close(); 21: } 22:} 23:function popup_check(){ 24: if( (winObj) && (false==winObj.closed) ){ 25: winObj.focus(); 26: } 27:} 28:// --> 29:</script> 30:</head> 31: 32:<body onunload="popup_close()" onfocus="popup_check()" > 33:<!--SSO_POST_REQUEST_AUTH_NEED--> 34:<a href="<!--SSO_POST_REQUEST_AUTH_TARGET-->"></a> 35:<table border="0" cellpadding="10" width="100%"> 36:<tr><td> 37:<b><font size="+2"> POST authentication </font></b> 38:</td></tr> 39:</table> 40:<hr size="2" noshade> 41:以下のリンクをクリックして認証画面を表示し、正しい認証サーバか確認のうえ認証してください。<br><br> 42:<div id="fj_is_sso" style="position: absolute"> 43:<a href="javascript:void(0)" onClick="popup_open()">認証画面表示</a> 44:</div> 45:<br> 46:</body> 47:</html>
上記修正を行った場合、34行目に記述されている<a>タグより上位に、リンクを作成しないでください。
また、編集に関する上記以外の注意点については、「シングル・サインオン運用ガイド」の「シングル・サインオンのカスタマイズ」-「Webブラウザに表示するメッセージのカスタマイズ」-「未認証画面用タグの仕様」を参照してください。
注) 修正を行ったメッセージファイルは、以下に格納されています。
C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\pub\template\
/etc/opt/FJSVssoaz/pub/template/