Interstage管理コンソールの注意事項
Interstage管理コンソールは、ドキュメントモード「Quirksモード」で動作します。
アプリケーションの配備などでファイルを指定する場合、入力フィールドに直接パスを指定することはできません。[参照]ボタンをクリックし、ファイルの参照ダイアログを使用してファイルを指定してください。
ファイルまたはログのダウンロードを行う場合、ダウンロードが拒否されることがあります。
本現象が発生した場合は、以下の手順で回避してください。
Interstage管理コンソールを表示した状態で、Webブラウザの[ツール]メニューの[インターネット オプション]で、[セキュリティ]タブをクリックします。
この時点で選択されているゾーンを変更しないでください。
[レベルのカスタマイズ]をクリックします。
[ダウンロード]セクションで、[ファイルのダウンロード]および[ファイルのダウンロード時に自動的にダイアログを表示]を「有効にする」に変更します。
注意
セキュリティ設定を変更するゾーンに信頼できないWebサイトが含まれる場合は、本設定を変更しないようにしてください。
画面左下のステータスバーにメッセージ(「xxxを起動しています。しばらくお待ちください」など)が表示されません。
本現象が発生した場合は、Interstage管理コンソールを動作させるために必要なWebブラウザの設定が無効になっている可能性があります。
本現象は処理状態を示すメッセージが表示されないだけで、動作上の影響はありませんが、メッセージを表示する場合は、以下の手順で、Interstage管理コンソールが動作しているゾーンのWebブラウザの設定を有効にしてください。
Interstage管理コンソールを表示した状態で、Webブラウザの[ツール]メニューの[インターネット オプション]で、[セキュリティ]タブをクリックします。
この時点で選択されているゾーンを変更しないでください。
[レベルのカスタマイズ] をクリックします。
[スクリプト]セクションで、[スクリプトでのステータスバーの更新を許可する]を「有効にする」に変更します。
注意
セキュリティ設定を変更するゾーンに信頼できないWebサイトが含まれる場合は、本設定を変更しないようにしてください。
複数のWebブラウザからInterstage管理コンソールを操作することはできません。本操作を行った場合、Interstage管理コンソールの画面の遷移、および操作に異常が発生する可能性があります。
1つの端末から複数のInterstage管理コンソールを操作する場合は、以下の対処を行ってください。
Internet Explorerの[ファイル]メニューの[新規セッション]をクリックして、新規にWebブラウザを起動します。
Internet Explorer 6/7を使用して、Interstage管理コンソールを操作します。
1つのWebブラウザ上で、タブブラウズ機能を使用して、複数のタブからInterstage管理コンソールを起動することはできません。本操作を行った場合、Interstage管理コンソールの画面の遷移、および操作に異常が発生する可能性があります。
Interstage管理コンソールを使用する場合は、複数のタブを使用しないでください。
また、複数のInterstage管理コンソールを起動する場合は、セッションが異なる複数のWebブラウザを起動してInterstage管理コンソールを操作してください。
タブブラウズ機能を使用していない場合、かつショートカットの起動時にウィンドウを再使用する設定が無効になっている場合、Interstage管理コンソールの画面の遷移、および操作に異常が発生する可能性があります。
Internet Explorerの[メニュー]-[ツール]-[インターネットオプション]-[詳細設定]において、項目[ショートカットの起動時にウィンドウを再使用する(タブブラウズが無効である場合)]をチェックし、ショートカットの起動時にウィンドウを再使用する設定を有効にしてください。
ズーム機能を使用した場合、画面表示が崩れることがあります。画面表示が崩れる場合は、標準倍率で使用してください。
Interstage シングル・サインオンの注意事項
複数のInternet Explorerを起動し、ウィンドウ毎に異なるユーザIDで認証を行うことはできません。任意のウィンドウで認証に成功すると、その他のウィンドウも認証に成功した状態になります。
注意
ただし、Internet Explorerの[ファイル]メニューの[新規セッション]をクリックして起動したウィンドウの場合、異なるユーザIDで認証を行うことは可能です。この場合、すでに別のウィンドウで認証に成功していても、未認証の状態となります。
以下のような環境において、初回アクセス時、POSTリクエストに対する認証を行った場合、その後の操作で、再度SSL通信に関する操作画面が表示される場合があります。再度SSL通信に関する操作画面が表示された場合は、認証時に行った操作と同じ操作を行ってください。
認証基盤のURLにアクセスすると、SSL通信に関する操作画面(例:証明書選択画面)を表示するよう設定した環境
認証画面の表示中に、タブブラウズ機能を使用して他のタブで認証を行うと、ウィンドウに「Waiting」と表示される場合があります。この状態で認証画面が表示中のタブを閉じてしまった場合、「Waiting」と表示されたタブで操作を継続することができなくなります。
本現象が発生した場合、ウィンドウを閉じて、再度ウィンドウを立ち上げることで回避することができます。
Interstage シングル・サインオンの業務サーバと認証サーバに対する保護モードの設定が異なっている場合、認証処理が正しく行われない場合があります。Interstage シングル・サインオンの業務サーバと認証サーバに対する保護モードの設定を合わせた運用を行なってください。
複数のInternet Explorerを起動し認証を行った状態で、任意のウィンドウにより以下のいずれかの操作を行った後、それ以外のウィンドウで認証の契機となる操作(例:保護リソースにアクセス)を行うと、「Web ページがみつかりません」が表示される場合があります。本現象が発生した場合、認証サーバを構築したマシンのシステムのログに、sso02012のメッセージが出力されます。
サインオフを行う
アイドル監視時間経過後、または再認証の間隔経過後、認証の契機となる操作(例:保護リソースにアクセス)を行い、認証画面を表示させる。
本現象は、複数のウィンドウを使用しなければ回避可能です。
また、本現象が発生した場合は、現象が発生するウィンドウを全て閉じて、新たに開いたウィンドウを使用することで現象の回避は可能です。
タブブラウズ機能を使用し認証を行った状態で、任意のタブにより以下のいずれかの操作を行った後、それ以外のタブで認証の契機となる操作(例:保護リソースにアクセス)を行うと、「Web ページがみつかりません」が表示される場合があります。本現象が発生した場合、認証サーバを構築したマシンのシステムのログに、sso02012のメッセージが出力されます。
サインオフを行う。
アイドル監視時間経過後、または再認証の間隔経過後、認証の契機となる操作(例:保護リソースにアクセス)を行い、認証画面を表示させる。
本現象は、タブブラウズ機能を使用しなければ回避可能です。
また、本現象が発生した場合は、ウィンドウを閉じて、新たに開いたウィンドウを使用することで現象の回避は可能です。
以下の操作を行うと、「Web ページがみつかりません」が表示される場合があります。本現象が発生した場合、認証サーバを構築したマシンのシステムのログに、sso02012のメッセージが出力されます。
POSTリクエストに対する認証を行う。
サインオフを行う。
手順2.の操作を行ったウィンドウを使用し、再度業務サーバに対してPOSTリクエストを送信する。
未認証画面で、認証画面を表示するリンクをクリックする。
本現象が発生した場合は、現象が発生したウィンドウ、および未認証画面を表示しているウィンドウを閉じて、新たに開いたウィンドウを使用してください。