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Interstage Application Server/Interstage Web Server 使用上の注意
Interstage

Enterprise EditionStandard-J Edition1.1.1 IDL定義に関する制限

項番

制限事項

対処方法

解除予定

1

IDL定義のconst宣言において、wchar、wstring型は使用できません。

ありません。

未定

2

データ型宣言において、以下の値が65535を超えることはできません。

  • サイズ指定のある文字列型(stinrg,wstinrg)のサイズ

  • シーケンス型(sequence)のサイズ

  • 列挙型(enum)、構造体(struct)、共用体(union)、例外構造体(exception)の要素数 (注1)

  • 配列の配列サイズ

ありません。

未定

3

Enterprise EditionCOBOLマッピングにおいて、原則としてIDL定義にCOBOLの予約語は使用できません。但し、いくつかの予約語については、IDLコンパイラ側で文字列の前に「IDL-」を付加する対応を行っており、使用可能です。詳細については「アプリケーション作成ガイド (CORBAサービス編)」 (Interstage Application Server Enterprise Editionで提供)の「COBOLアプリケーション使用時の注意事項」を参照してください。

ありません。

未定

4

Enterprise EditionIDL定義のfixed型宣言は、以下の条件では使用できません。

  • COBOL、OOCOBOL以外のマッピング

  • OOCOBOLで構造型のメンバとして指定する

ありません。

未定

5

以下の条件ではプリプロセス宣言を使用できません。

  • 例外(exception)宣言内

  • struct/union/enum宣言内、かつメンバの宣言の記述途中(;で終わる前)

例)
struct STR1{
    long
    #pragma version STR1 2.3
    a;
    string b;
    char c;
};

ありません。

未定

6

IDL定義において、以下のような再帰宣言は使用できません。

  • 構造体(struct)の再帰宣言
    struct STR1 {
      sequence<STR1> para1;
    };

  • 共用体(union)の再帰宣言
    union UNI1 switch(long){
      case1: sequence<UNI1> para1;
    };

ありません。

未定

7

IDL定義のJavaマッピングでは、以下の宣言にモジュール名と同一の名前を指定できません。指定した場合、パッケージ名がモジュール名+「Package」になり、Javaコンパイルでエラーになります。

  • インタフェース(interface)宣言

  • 構造体(struct)宣言

  • 共用体(union)宣言

  • 例外(exception)宣言

例)
module AAA {
    interface AAA {
        short op();
    };
};

ありません。

未定

8

インタフェース宣言の多重継承を含むIDL定義を、インタフェースリポジトリに更新登録する場合、以下の条件では、インタフェース宣言の多重継承のインタフェースリポジトリへの登録はできません。

  • IDL定義内において、他のIDL定義ファイルをインクルードしている場合。かつ、

  • そのインクルード内のインタフェース宣言を複数のIDL定義ファイル内で継承している場合。かつ、

  • その継承している複数のIDL定義ファイルをインタフェースリポジトリに更新登録する場合。

例)
[INTF_A.idlファイル]
  interface A {...}
[INTF_B.idlファイル]
  #include "INTF_A.idl"
  interface B:A {...}
[INTF_C.idlファイル]
  #include "INTF_A.idl"
  interface C:A {...}

多重継承を含むIDL定義ファイルを作成し、インタフェースリポジトリに登録する場合、同じインタフェース宣言を継承するインタフェース宣言は、1つのIDL定義ファイル内で作成してください。

例)
[INTF_A.idlファイル]
  interface A {...}

[INTF_BC.idlファイル]
  #include "INTF_A.idl"
  interface B:A {...}
  interface C:A {...}

未定

9

共用体のcase文の定数式に':'を指定することはできません。

ありません。

未定

10

Enterprise EditionCOBOLマッピングにおいて、IDLファイルを定義する場合、module名、interface名、オペレーション名を合わせた長さが55文字以上になると、各生成するファイルの関数名が60文字を超える場合があります。長さが55文字以上にならないよう定義してください。60文字を超える場合、COBOLコンパイラにてコンパイルエラーとなりますので注意してください。

module名、interface名、オペレーション名を合わせた長さが55文字以下となるよう定義をしてください。

未定

11

C++言語の場合、例外宣言では構造体メンバの宣言にメンバ名として「id」を使用することはできません。

ありません。

未定


1)

Javaマッピングでは、要素数の上限値が異なります。

  • 列挙型(enum):1024

  • 構造体(struct)、共用体(union)、例外構造体(exception):254(long long、doubleは、2でカウントしてください。)